“マウント合戦” に“見栄の張り合い”。戦国の女の友情は悲惨だったのかーー寧々(秀吉の妻)とまつ(利家の妻)は「敵」か「唯一の友」か?
寧々とまつのマウント合戦の場面が懐かしい
『豊臣兄弟!』には、秀吉(池松壮亮)と前田利家(大東駿介)、寧々(浜辺美波)とまつ(菅井友香)が何かと競い合う場面がいくつかありました。
例えば、第5話「嘘から出た実(まこと)」では、利家と秀吉が御前試合で戦う中、まつが「旦那様!サル(=秀吉)は山へ追い返してください!」と利家を応援し、寧々が「藤吉郎さん!そんな犬っころ(=利家)に負けたら 承知しませんよ!」と尻を叩く場面がありました。
また、第12話「小谷城の再会」では、寧々が秀吉の京都奉行抜擢を自慢げに語り、まつが嫉妬心をなんとか隠そうとする場面がありました。
これらの場面を観ながら、“いつの時代も妻は大変よね” “友達の夫の出世って素直に喜べないものよ”などとひっそり思った視聴者もいるのではないでしょうか。
そうした中で本回では、寧々とまつが実は親しかったことがよく分かる台詞がありました。秀吉は「まつには いつも腹が立つが 飾らずに物が言い合える 唯一の友だと」と、利家に寧々の気持ちを代弁していました。
▶利家とまつには子どもが11人もいた!?
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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