森高千里を絶賛する博多大吉から考えた、女性がオバさんと呼ばれるワケ

少し前に、ツイッターで「大学に入学した娘が、サークル勧誘のビラをもらえなかった話」がバズったのをご存知でしょうか。

 

19歳がオバさんと言われるワケ

女子大の入学式に参加したお母さんと娘さん。帰りにサークル勧誘に遭遇しますが、近所の国立大学の男子学生は、この娘さんにはビラを渡さない。どうも顔で選んでいるようで、娘さんの頭越しにビラを配っていた。それを見て、お母さんは新聞に事の次第を投書しました。それをツイッターの中の人が拡散したようです。

 

だいぶ昔の話になりますが、私も同じ経験をしたタイプなので「まだそんなことやってんのか」というのが、正直な感想でした。女子大の場合、学内に男子がいないわけですから、サークルは他大学と組まなくてはなりません。自分に自信のある名門大学の男子学生の場合、難関校合格という成功の証として「オレ達にふさわしい女子」、つまり華やかできれいな子と組みたがるということでしょう。面接があるサークル(男子学生が、女子学生に合否を言い渡す)サークルもありました。

 

選ばれしサークルに入った子にも苦労があるようで、大学二年生になると、男子学生にオバさんと言われるようになるとこぼしていたことがありました(ハタチ越すと、ババアらしいです)。19歳でオバサンってどういうことだと震えましたが、当時は女子高生がブランドだったので、そういう男子は女子高の文化祭に繰り出してはナンパを繰り広げていたようです。負け惜しみと見る人もいるかもしれませんが、私はそういう男子と関わらなくてよかったと心の中で思ったものでした。

 

こういうことする人って、オトナでもいますよね。

 

オトコにほめられれば安泰か?

4月12日放送の「あさイチ」(NHK)に、歌手・森高千里が出演しました。肩パットとミニスカートの衣装で人気を博した彼女も、俳優・江口洋介と結婚して二人のお子さんをもうけてからは、家庭優先であまり芸能活動をしていませんでした。しかし、お子さんの手が離れたことから21年ぶりに全国ツアーを再開。50歳になる森高サンですが、全盛時と外見はほぼ変わらぬ美しさ。夫婦仲もよく、今でもデートをするそうです。

 

そんな森高サンと「あさイチ」MCの博多華丸・大吉がトークを繰り広げますが、おそらく大吉は森高サンのファンだったのでしょう、ちょっと暴走気味。トータルの印象としては、話がかみ合っていない印象をうけました。

 

同世代で、全盛期の森高サンを知っているからこそ、チカラが入るのでしょうが、この日、大吉が使ったトークの手法は「比べて、どちらかを落とす」でした。

 

たとえば、森高サンの若さの秘訣として、味噌汁やカカオニブのはちみつ漬け、青竹ふみを紹介しますが、「身もふたもないいい方しますけど、こういうのやったところで、旦那さんは江口洋介さん」と結論付けます。「おまえたちは、どんなに頑張っても森高さんになれないぞ」と言いたいのでしょうし、それは事実でしょう。しかし、一般人へのイメージアップのためにテレビに出ているわけですから、一般人を落とすような言い方をされて困るのは、森高サンではないでしょうか。

 

森高サンの代表曲「私がオバさんになっても」の制作秘話として、森高サンが二十歳を過ぎた頃、スタッフの男性に「オンナ盛りは19歳だよ」と言われたことにカチンと来て作った“怒りソング”と話しているのに、大吉は「森高サンが歌うなら手拍子できるけど、『マジにオバさんになってんじゃん』って人が歌っても・・・」とかぶせます。歌は多くの人に歌ってもらってなんぼですから、これは営業妨害でしょう。だから、勝手におまえらがラベリングすんなって気持ちで作った歌だって言ってんだろと言いたいところですが、おそらく大吉は「ほめてるんだから、いいだろう」なのではないでしょうか。

 

天下の森高サンにむかって、「女盛りは19歳」とのたまう輩がいることにびっくりですが、いや、森高さんだからこそ、言われるのかもしれないと思うのです。芸能界にはどんどん新しい子が入ってくるわけですし、アイドルは低年齢化しています。森高さんとて、100%安泰とは言い切れないわけです。

 

オバさんと言われやすいのは、どんな女性か?

一般人女性とて「ほめられたから」といって、安心していられません。
18歳でサークル勧誘のチラシをもらえる子と、もらえない子。どちらが後々、性的価値が低いという意味のオバさんと言われるかと質問したら、みなさんは後者だと答えるかもしれません。しかし、実際にオバさんと言われるのは前者のサークルのビラをもらえる子だと私は思います。なぜなら、サークルのビラをもらえない子は、ある種の男性にとって目に入らないので、悪く言われることすらないのです。

 

男性から見て価値のある女子が集まれば、その中で上下が生まれます。そうすると上のグループは持ち上げられ、下のグループは下げられる。また、男性の中には、ビラをもらえる女子とお近づきになりたくてもなれず、指をくわえて見ていた地味なタイプもいるわけで、こういう人は嫉妬もふくめて、チラシをもらえた女子を「若い時はよかったけど、もうオバさんだよ」と言って溜飲を下げることがあります。

 

男性が「選び」、女性が「選ばれる」という図式を受け入れると、チラシをもらえない子はその行為で自分は“予選落ち”を思い知らされ、もらえる子もその中で比較されて、いつかはけなされる。このゲームに参加する女性は、もれなく敗者になります。

 

そうは言っても、男性にほめられることが無上の喜びだったり、他の女性が落とされることに優越感を持つ人もいるので難しいところですが、男性に「ほめられて嬉しい」はほどほどに。男性にほめられたら自信が持てるという人もいるでしょうが、比較してほめるタイプの男性にひっかかると、やがて落とされます。ほめられた先に、地獄が待っているかもしれません。

 

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