「一家心中」寸前から難関校受験へ…残された時間はあと1カ月。偏差値52の中3男子が「東大」を目指した理由とは

2026.10.26 LIFE

病気で働き続けることが難しくなった父、困窮する家計、そして生活保護を検討するほど追い詰められた家族。その現実を突然知らされたのは、中学3年生の冬でした。

「このままでは家族で生きていけない」。絶望の中で、清野孝弥氏が見つけた一筋の希望が「受験」だったと言います。

本記事では清野氏の著書から、一家心中を考えるほど追い詰められた夜に何が起きたのか、そして偏差値52だった少年が「人生を懸けた挑戦」を決意するまでのエピソードを紹介します。

※本記事は書籍『ヤングケアラーの僕が東大に合格するまで: 家事、介護、そして勉強 それでも僕はこの家から東大に行く』(清野孝弥:著/東洋経済新報社)から一部抜粋・編集したものです

 

「家族で一緒にいられるうちに」

僕の人生が本当に始まったのは、中学3年生の1月。逆境に立たされた僕は、神奈川県トップの公立高校、横浜翠嵐(よこはますいらん)高校の受験を決めました。

横浜翠嵐高校の合格偏差値は74と言われていますが、僕の偏差値は52。受験本番までの残り時間を考えれば、絶望的な状況でした。

どうして、このような挑戦をすることになったのか。その答えは、少し前の出来事に隠されています。すべての始まりとなった、あの夜に。

 

▶一家心中の夜に…

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