年末年始太りを解消!カンタンに脂肪を燃やすダイエット3つ

2017年がまもなくやってきます。お正月は何かとお誘いが多い時期。ストレス発散もかねて「毎日こんなに頑張ってるんだから……」と、おいしいものに手が伸びがちです。自分を甘やかしてあげたいのはやまやまですが、暴飲暴食すると、その挽回に時間がかかるのがアラフォー世代。来る2017年を美しく過ごすためにも知っておきたい、代謝をあげて脂肪を燃やす簡単なダイエットの方法について、『読むだけでやせる生活100のコツ決定版』(主婦の友社)よりご紹介します。

肥満成人の数が増えている理由とは?

典型的なおせち料理 General Japanese New Year dishes(osechi)

健康科学アドバイザーの福田千晶先生によると、現代人のダイエットに対する関心の高さに対して、肥満成人の数は逆に増えているといいます。その大きな原因は2つあります。

 

・高エネルギーな食品の食べすぎ

・日常的な運動量の大幅な低下

 

もともと人間の体は、太鼓の昔から食料不足を乗り越えるように、食べたものはできるだけ脂肪として蓄積し、食料危機を生きのびる必要があったといいます。現代のように、食べ物が余って体についた余分な脂肪を問題にするという状態は、今までにない事態なのかもしれません。

 

太ることの弊害は山ほど?体・心・経済のデメリット

太ることによるデメリットは、いろいろな面で考えられます。健康科学アドバイザーの福田千晶先生によると、特に、脂肪を溜め込んで大型化した脂肪細胞は、体に多大な害を及ぼしていることも分かってきています。大型脂肪細胞が分泌するTNF-αによってインスリンの働きが妨げられ、糖尿病が引き起こされます。逆に、脳に満腹になったことを知らせるレプチンを分泌する働きが弱くなるといいます。このように、脂肪細胞が大型化すると、有害な物質が分泌されたり、逆に必要な物質が低下したりと、全身に悪影響を及ぼすのです。

さらに、脂肪がついて太ると、重くなった分だけ関節や骨などに負担がかかります。ついでに、これまで着ていた服が入らなくなってしまって、買いかえなくてはいけなくなったり。太って膨張した体のために、より多くのエネルギーが必要になるため、よけいに食欲は亢進したり。あげくに、太って体が重くなると、うつ傾向に拍車がかかる可能性もあります。

すべての元凶になっているのは、ためすぎた脂肪。体も心も経済までも……。太っていることのデメリットは、想像以上に絶大なのです。とはいえ、分かっていても、なかなか長続きしないのがダイエットというもの。

 

次に、代謝をあげて脂肪を燃やす、簡単で具体的なダイエットの方法をご紹介します。

 

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