【老ける食事】「しゃぶしゃぶ」と「ステーキ」、肌にNGなのは?

ここ数年で毛穴が縦に広がり、目立ち始めた筆者。ポツポツとした細かなシミだけでなく、ぼんやりと広い範囲でもシミが出始め、肌の老化を実感してきました。

 

これからは美容や健康への気遣いが、肌質を変えるはず。そう思い、糖尿病専門医でAGE研究の第一人者でもある牧田善二先生の『医者が教える美肌術』を手に取りました。

 

AGEの研究を35年間行い、ニューヨークのロックフェラー大学生化学講座などでも約5年間研究を行ったドクター牧田。本書を読みながら普段の生活を振り返ると、間違った情報を取り入れ、美肌に良くない生活をしていることに気付きました。

 

美肌に良い食べ物はどっち?

 

 

美肌に重要な食生活。日々気を付けていたつもりですが、けっこう老ける食べ物を食べていたかも…。次のうち、あなたはどちらが美肌に良いと思いますか?

 

コーヒーVSココア

 

美容に良いと話題のココア。コーヒーよりもココアの方がお肌に良いと思い、メニューにあるときは積極的に選んでいました。

 

ところが砂糖を入れたココアのAGE値は、250㎖で656KU(「KU」はAGEを表す単位)。自家製のフライドポテトが100gで694KUと考えると、想像以上の高さでした…!

 

同じ250mlで比較すると、コーヒーならドリップ式の砂糖なしで4KUと、想像以上に低いのです。ただし1時間作り置きした砂糖なしのコーヒーは34KU。缶コーヒーは糖質の塊なので、同じコーヒーでも異なります。

 

しゃぶしゃぶVSステーキ

 

赤身のステーキは肌にも良いはず、と思っていましたが、大切なのは調理法。加熱時間が長く、高温調理になるほどAGE(終末糖化産物、老化の元凶)が増えてしまうのです。

 

調理法としては「生→煮る→焼く→揚げる」の順でAGEが増えるそう。ステーキよりはしゃぶしゃぶの方がAGE量が少ないのです。

 

ゆでたまごVS目玉焼き

 

朝食は、短時間でできる目玉焼きが定番でした。しかしカリッと焼き上げる目玉焼きより、ゆで卵の方がAGEは低め。同じ卵も、茹でた方が良いのですね。

 

白ワインVS日本酒

 

味わい深い日本酒が好みな筆者。日本酒の化粧水も販売されており、積極的に飲んでいましたが、美肌に良いのは「白ワイン」でした。

 

日本酒はお酒の中でも糖質が高いため、余分な糖分が血液中で脂肪に変わり、皮脂分泌量アップに。肥満にも繋がってしまうのですね。

 

お酒の中でもおすすめは「ワイン」。抗酸化と抗糖化の両方がかない、アンチエイジング成分も豊富です。お酒の飲み過ぎはむくみが気になりますが、白ワインには利尿作用あり。白ワインと一緒に、水を一緒にたくさん飲むと良いでしょう。

 

美肌は「食事が5割・お手入れが2.5割・生活習慣が2.5割」

日頃の食生活を振り返り、反省した筆者。そもそも肌はスキンケアが一番重要だと思っていましたが、それも違いました。

 

ドクター牧田の美肌術、基本の3か条によると「食事が5割・お手入れが2.5割・生活習慣が2.5割」。美しい肌づくりには、食事がとても大切なんですね。

 

シミ、しわ、たるみといった肌の老化は、AGEが肌にたまることが最大の原因。1日3食、365日と考えると…どれほど大切かが分かります。毎日の食事でAGEをできるだけ体内にとりいれないことが大切なのです。

 

あなたは大丈夫?美肌チェック8問

 

本書にはドクター牧田の美肌術チェックテストが40問掲載されています。その中から8問ほど選んだので、試してみてください!

 

美肌のためにいいのは? 「玄米中心のベジタリアン食」or「ローフード」

 

正解は「ローフード」。一見玄米中心のベジタリアン食の方が美肌に良さそうですが……動物性の食品を食べないと、根菜やいも類といった高糖質食材を多くとることになりがち。ボリュームを出すために、つい揚げ物も増えてしまい、AGEもアップに。

 

美肌のためには、46度以下のローフードがおすすめ。「低糖質でビタミン豊富な緑の野菜+茹でる、蒸す、煮る調理法の動物性たんぱく質」の組み合わせを意識しましょう。

 

お酒は美肌に良いor悪い?

 

お酒は美肌に良くないイメージですが、正解は「良い」。1999年に「アルコールがアセトアルデヒドに変化して、AGEの発生を52%抑える」(proc Natl Acad Sci U.S.A.1999:96:2385-90)という論文も発表されいます。

 

ただお酒なら何でも良いわけでなく、ビールや日本酒は高糖質ですし、ウィスキーや焼酎などのアルコール度数が高いものは肝臓に負担をかけ新陳代謝が鈍ります。

 

お酒を飲むならやはり「ワイン」。赤ワインにはAGEを80%抑える、レスベラトロール、カテキン、ケルセチンを含みます。白ワインには痩せ効果があるという医学的な論文もあります。飲みながら美肌&健康を保ちたいなら、ワインを飲みましょう。

 

肌のみずみずしさがなくなってきたら? 「コラーゲン成分入りのパック」or「水を1日2ℓ以上飲む」

 

肌に潤いを与えたいときには、パックをしますよね。しかし残念ながら、コラーゲンは肌の奥まで届きません。コラーゲンドリンクなど飲み物や食べ物でとっても、体内でアミノ酸に分解されるので、同じく肌に届かないのです。

 

正解は「水を1日2ℓ以上飲む」こと。水分が入れ替わらなければ、AGE化する確率も高くなってしまうのです。血糖値を下げたり、代謝をあげることもできるので、まずは水を飲みましょう!

 

肌のスペシャルケアは?「自宅で効果のあるシートパックをする」or「エステで美肌スペシャルマッサージを受ける」

 

ここぞという時に行いたい、肌のスペシャルケア。普段はシートパックを試し、特別なときはエステへという方も多いのでは?

 

実はエステによるマッサージは、肌には負担。肌に物理的な刺激を加えると、シワやたるみの原因になってしまうのです。

 

肌トラブルをカバーするためには、洗顔直後の清潔な肌に、抗AGE成分を含んだローションや美容液を毎日つけ、時々シートマスクをすること。定期的にシートマスクをすることで、肌の表皮に有効成分を浸透させることができます。

 

オーガニックのものは効果が高い?

 

選ぶならオーガニックもの、という人も多いのでは。「天然」「自然」「東洋」といったフレーズが入ると、ついつい手を出してしまいますよね。

 

医学的に見れば、大切なのはオーガニックより、ブルーベリーなどの抗AGE作用の高いものが入っているかどうかなのです。

 

40歳以上の女性が習慣にしたいのは?「筋トレと食後のウォーキング」or「半身浴とサウナ」

 

どちらも美肌に良さそうですが、「週2回15分の筋トレと食後すぐのウォーキング」が美肌には正解。

 

40歳を超えると、1年で1%筋肉量が減り、脂肪が増えます。筋肉は多ければ血糖値を抑えてくれますが、減ると血糖値が上がりやすくなり、AGE増加に繋がるのです。週2回15分とはいえ、2か月続ければ筋肉も大きくなります。

 

食後のウォーキングは、血糖値の上昇を防ぎます。AGEの元となる糖質を食べると、食後15分以内に血糖値が上がるため、それまでに行いましょう。1回20分程度、大体2000歩くらいで十分です。

 

ときめいて、女性ホルモンをアップさせると肌にいい?

 

残念ながら、女性ホルモンの分泌でシワやシミが改善した研究はありません。美肌に女性ホルモンアップが注目を浴びていますが、効果は断言できないのです。

正確な情報を元に美肌を目指そう!

今回痛感したのは、自分の思い込みやあやふやな情報を取り入れてしまっていたこと。正確な情報を把握して、毎日の生活に取り入れることが大切なのですね。

元気が出たのは、「何歳からでも肌を美しくできる」というドクター牧田の言葉。正しい情報を元に、生活を見直したいと思います!

 

『医者が教える美肌術』 牧田 善二(主婦の友社刊行)1300円+税

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