
キレイな髪で新年を!40代女性に似合う美人ヘア教えます
若かりし頃は、年末最大のイベントといえばクリスマス。この日のデートに向けて24日前に美容室を予約したって人も多かったはず。
でも、大人になるとクリスマスより、新しい年を健やかに過ごすことに重点を置くようになった人の方が多いのでは? 中にはこの季節しかカットしないアラフォー女性も多く、正月前の美容室はどこも予約でいっぱい。最近は年末営業を31日まで行う美容室が多くなっているほど。
つまりアラフォー女性にとってこの季節の美容室訪問は、とてつもなく重要な年末行事の一環なのです。絶対失敗したくないし、絶対キレイに仕上げたい。そんな意気込みを叶えるためにはどんなカットが好ましいのか。今回は大人女性に人気のサロン・Ramie(ラミエ)さんのスタイルを参考にしながらご紹介させていただきます。
美人ヘア秘訣:ショートボブの場合
前上がりのショートボブで襟足はぐっと短めに
働くアラフォー女性で最も人気の高いスタイルが「前上がりのショートボブ」。多忙な彼女たちにとて、手入れが楽できちんと感が出せるのが最大の魅力なのでしょう。でも、実際は小まめなメンテナンスが必要で、お財布に優しくないからと躊躇している人も多いのでは?
安心してください。襟足をギリギリまでカットして、顔まわりにレイヤーを入れた前上がりのショートボブなら問題ありません。襟足がすっごく短いので、最低でも3ヶ月はキープ可能(実際に3ヶ月カットしないで過ごせました!)。さらに前上がりボブは、サイドの短い髪が頬の位置を高く見せるため、リフトアップ効果もバッチリ。のびてきてもジャマにならず、お手入れも楽チン。
Stylist:NAOMI 安定感のあるシルエット。部分的に軽さもあって爽やかな印象。丸みのあるコロンとしたフォルムは、どの世代にもウケること間違いなし。
Stylist:NAOMI 毛先をシャープにすることで、ショートボブをエレガントな印象に。サイドの髪を耳にかけ、ピアスをチラ見せさせてレディ度アップ。
美人ヘアの秘訣:ミディアムの場合
毛先を厚めにカットしたひし形シルエットに
年に1回しかカットしない女性で、最もオーダーの多いスタイルがミディアム。誰でも無難に似合うし、ロングほど手入れに手間がかからないという発想ですよね。自分もズボラで見た目コンプレックス強めなので、その気持ちよーく分かります。そしてその考えも間違いなし。
ただし、ここで注意したいのがシルエット。安定感のある裾重めシルエットにしがちですが、これが大きな間違い。トップにボリュームの出にくくなるこの年齢。ローレイヤーにすると顔がのっぺりしてしまい、老けた印象を与えかねません。
レイヤーは高めに設定して、ひし形シルエットを心がけて。毛先にはデジキュアパーマを強めにかけておくとさらにGOOD。巻き髪のような質感がブロードライで作れて、しかも髪への負担もほぼなし。のびてきてアレンジしたときも、毛先にカールがついてるのでシャレた印象になります。
Stylist:加藤貴大 黒髪が重く見えないのも、ひし形シルエットの魅力の1つ。毛先のワンカールパーマは、デジキュア対応なのでナチュラルでも長持ち。

Stylist:加藤貴大 前髪を厚めにカットしても、斜めに流しているので幼い印象はなし。ワンカールの毛先で顔全体を包み込み、小顔効果も発揮。
美人ヘアの秘訣:ロングの場合
毛束を大きく間引いた透け感のあるデザインに
アラフォーでロングヘアをキープする女性、最近はかなり増えていますよね。私の周囲にもロングヘアのアラフォーが多いのですが、皆さんツヤのある美しい髪をキープされています。そんな彼女たちの共通点は、レイヤーではなく、間引きで髪を軽くさせ、お手入れしやすいデザインにしていること。
ちょっと専門的な用語で分かりにくいですが、レイヤーは端的に言うと髪に段を入れて毛先を薄くさせること。間引きは言葉の通り、全体のレングスから部分的に毛束を取り出し、長さを短くカットして隙間を作ることです。毛先が薄くなるレイヤーは髪の乾燥を引き起こすため、ロングでも小まめなカットがマスト。間引きロングなら毛先のパサつきを抑えることができます。しかも髪を巻く時間も短縮されます。

Stylist:加藤貴大 肩下から胸元の毛束を間引いたロングヘアは、多毛でもエアリーな仕上がり。毛先のみアイロンでワンカールするだけのスタイリングもイイ!

Stylist:NAOMI 妖艶な印象のロングヘアは、最も人気の高いスタイルの1つ。毛先をたっぷり間引いたので、カールがゴロンと重くならず、とってもエレガント。
美人ヘアの秘訣:前髪編
ノーズライン、もしくは斜めバングがイチオシ!
最後は前髪です。なるべく長持ちさせたくて、しかも爽やかな印象を与えたいならノーズラインに設定した前髪が良いでしょう。サイドの髪とつなげてカットするとレイヤー効果も加わり、躍動感が生まれます。ジャマになっても耳にかけられるから問題なし。
ただしこの場合、前髪なしの印象を与えがちなので、やっぱりおでこに髪の毛が欲しいと熱望する人は斜めバングがおすすめ。のびてきても目にかぶらないから意外と長持ちします。短めのフルバングの方が長持ちすると思われがちですが、流しにくいので自分でカットするなんて羽目に。しかも幅がどんどん広がって、気づいたら顔の面積が広く見えてしまうなんてことも。

Stylist:加藤貴大 7:3分けの前髪は、片側を耳にかけてクールビューティな印象に。前髪をかきあげるたびに毛先が揺れ、色っぽオーラ全開。

Stylist:加藤貴大 一番短い部分は眉上。顔まわりに近づくに従って長さを与えると、短い印象を与えません。こめかみに長めの髪を残すのも重要ポイント。
年末カットの注意事項
最後に、年末カットの注意事項を。年末カットの目的は、新しい年をキレイな自分で迎えたい。つまり、気合を入れて自分磨きをしたいと思うからですよね。ということは、本来であれば新年の1週間前くらいにカットするのが理想的。
年末ギリギリに美容室へ行くと、見慣れない自分の髪の短さに思わず失敗したと感じてしまいがちだから。年末ギリギリに美容室へ行かざるを得ない人は、ほんの少し長めのカットでオーダーするのがおすすめ。
さて、2016年も残りわずか。新しい年を気持ちよくスタートさせるために、失敗しないカットで美人ヘアを手に入れて、年末を乗り切りましょう!
ヘアスタイル協力/Ramie(ラミエ)
℡.03-3569-1171
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