【40代編集長の婚活記#163】急な飲み会に、40代婚活の出会いはあるのか?
なんか面白そうな予感!?
ま、いっか! この読めない展開はなんか面白そうな予感がする!
ちゃんと自己紹介してないからY嬢以外のメンバーが何者だかわからないけど……気にしない。ちょっとワクワクしてきた。
このワクワク感は久しぶり。
基本的にメンタルは安定しているほうだけれど、やっぱり失恋のショックは引きずっていた。だから最近、いまいちテンションは高くなかった気がする。でも今夜は……自分からテンション上げて、この集団についていってみよう。
アサミ「あれ? Y嬢、だんなさんいるよね? 行って平気なの?」
Y嬢「今日、出張でいないんで! 大丈夫です」
途中のコンビニでお酒とおつまみを少々買い、彼女の家へと向かった。
集団のメンバーは何者?
移動している途中に一人の女性に電話がかかってきて、「仕事で戻らないといけなくなっちゃいました。すみません!」と言いながら去っていった。
この時間から仕事って……大変そうだなぁと思いながら背中を見送った。
結局、Y嬢の家まで来たのは、男性2人とY嬢と私を含む女性3人。
Y嬢はイベント会社に勤務の35歳、もう一人の女性は彼女の会社の後輩で33歳(コウハイちゃん)。男性はY嬢の会社の先輩で40歳(センパイさん)、そしてゲーム会社のプロデューサーの男性48歳(ゲームさん)だった。
遠巻きに見たときはあまりのテンションの高さにみんなY嬢の同世代かと思ったが、意外と40代もいてちょっとホッとした。
ひとまずY嬢のマンションへ
10年以上の知り合いとなるY嬢だが、自宅に入ったのはもちろん初めて。近所に迷惑がかからないよう高かったテンションを抑えて、静かに部屋へと入る。
Y嬢「テキトーに座ってください!」
買ってきたお酒やおつまみをリビングのテーブルの上に置き、それを囲むようにして座った。この会合の全貌がわからない私は、なんとなくY嬢の隣に。
Y嬢「ふろふき大根はちょっと温めるので待っててください」
アサミ「ホントにあるんだ、ふろふき大根!」
Y嬢「ありますよ! 私が作ったんです。美味しくできたから食べてもらおうと思って」
アサミ「手作りのふろふき大根! すごい!」
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