
口にするだけで愛が深まる!3つの魔法の言葉とは
2・ちょっぴり可愛らしさを演出するワザ。濁点抜き
オノマトペには特徴があり、濁点を付けると強調する言葉となります。
例えば、
・ドアをトントンたたく
・ドアをドンドンたたく
・キャーキャーさわぐ
・ギャーギャーさわぐ
のように、濁点が付くと、より激しいイメージになりますね。そして、濁点がない方がより可愛らしい、大人しい印象があります。
「ことこと煮込む」「はらりと舞い散る」「ひゅっと飛んでいく」濁点を抜くと、濁点がある場合より、丸くて温かいイメージになります。これを利用して、濁点のない方を選ぶテクニックがあります。
胸がドキドキするのであれば、濁点をぬいて、トキトキ。こんな言葉はありませんので、この抜いた音感を利用し「トクトク」というのです。
「胸がトクトクしてる」
ね。可愛いですよね?
詩や短歌などでは、効果的にこの濁点抜きのオノマトペが使われることがあります。
君かへす 朝の敷石 さくさくと 雪よ林檎の 香のごとくふれ
北原白秋
雪を踏みしめる音は、正確には雪の湿度にもよると思いますが、この場面では「君かへす(帰す)朝」と「林檎」が重要なポイントです。ここで帰る「君」とは夜を共にした女性。その女性が雪を踏みしめて帰るのです。そして、林檎を連想する「さくさく」へとつながります。
この短歌からは、林檎の香り以外に、確実に音が聞こえてきます。そしてそれは、絶対に「ざくざく」にはなりませんよね。
オノマトペは多用しすぎると、子どもっぽい印象になりますが、可愛らしさを演出したい時に、このように、濁点を取るワザも使ってみてください。
3・二人で見えているものもオノマトペで共有
気持ちもそうですが、二人で共有している、イルミネーションやクリスマスツリーなども、オノマトペで表現してみましょう。
「きらきらして綺麗ね」「ツリーの雪は、雪なのに、ほっこりするね」
もちろん、濁音は抜いてみてくださいね。
視覚情報に負ける言語情報。でも言葉は反芻され、ずっと心に残ります
人間は、五感の中でも視覚による情報が強いのだそうです。記憶に残るものも、見た物が大多数を占めますよね。言語情報は耳を使って得る情報ですが、こちらも記憶に残ります。好きな人の言葉を繰り返し思い出し、そらで言えるようになることもあるでしょう。
心の中で反芻された言葉は、ずっとそこに残ります。何度も思い出し、その言葉に対する親しみを増やします。
今年のクリスマスは、素敵な髪型、服装、プレゼントと同じように、可愛らしい女性らしい言葉を贈ってみてはどうでしょう。では、みなさんの報告をお待ちしています。
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