「だって」を「●●●」に変えるだけ。口下手でもモテる会話術

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すこしカチンとくることを言われたとき、あなたは「だって」と口にする女性ですか? それとも、「そうね」と答える女性ですか?

こちらはすでにカチンときていますから、平常心ではありません。大抵の場合、言葉を慎重に選んでいる余裕はないことでしょう。ついその気持ちが言葉にも出てしまい、よりこじれる……。だからこそ、日ごろから心がけておいたほうが「得をする」会話の進め方があるのです。

自分は口下手で損をしているな、もっと相手に愛される会話の進め方はないのかな、と感じる人にぜひ覚えてもらいたいのが、今回ご紹介する文章構成のフレームワークのひとつ、「DESC法」。どういう言葉を使えば印象がアップするのか、誰にでもわかります!

「だって」から続く話の展開

「だって」とはその次に理由が来る接続語です。

 

相手の言う事柄などについて、不承知で反論する場合に用いる。

そうは言っても、でも。

現代国語例解辞典(小学館)より

 

人は「だって」と聞くと、不承知の意味に取ります。つまり、もし自分が何かを言って「だって」と言われたら、それはもう「NO」と言われたも同然だということです。そしてそのあとに続く言葉は「反論」です。

 

試しに、

 

1 彼が急に部屋に遊びに来ちゃった状況

2 デートで自分が遅刻してしまった状況

 

この2つで、考えてみましょう。

そうですね。確かにこちらの言い分はいっぱいあるでしょう。よく分かります。そんな時に限って、相手が気配りのない言葉を言うのってあるあるですよね。

 

まず、「だって」に続く言葉を想像してみましょう。

1 「部屋、案外散らかっているね」。「だって……」

2 「もう!20分も遅刻だよ」。「だって……」

 

だいたい想像が付きますよね。

1の方は「だって片付ける時間がないんだもの」「だって急に来るんだもの」

2の方は「だって電車が遅れたんだもん」「だってこの場所分かりにくいから」

この通りです。簡単に想像ができて、少しびっくりしませんか?

 

では「そうね」では?

では、「だって」の代わりに「そうね」が来た場合はどんなふうに印象が違うでしょう。

 

1 「部屋、案外散らかっているね」。「そうね……」

2 「もう!20分も遅刻だよ」。「そうね……」

 

こちらもだいたい想像が付きますよね。

 

1の方は「そうね、確かに散らかっているわ。最近忙しくて」「そうね、あなたが来るって聞いて、慌てて片付けたけれど間に合わなかったわ」

2の方は「そうね。ごめんね。電車が遅れなければ間に合う予定だったの」「そうね。ごめん。けっこう迷っちゃった」

 

この通りです。同じように理由や言い訳をあとにつけるとしても、その違いに改めてびっくりしますよね。

何より大きな違いに気づいたでしょうか。そうです。「そうね」のあとには「ごめんね」をつけても不自然ではありませんが、「だって」のあとには「ごめんね」が来ない、もし来ても嫌味な言い方になるのです。

 

DESC法をデートにも使っちゃおう。

DESC法は「デスク法」と読みます。

問題解決の為のアサーションと呼ばれ、文章構成のフレームワークとして、相手に脅威を与えず自分の考えを提示する方法として、主にカウンセリングなどの現場で使われています。1990 年代にアメリカのバウアー夫妻とケリーによって提唱された方法です。

 

自分の意見は相手にしっかり伝えたい、でも相手を傷つけたくないし、怖がらせたくもない、そんな時に便利な方法です。

 

1 DESCRIBE 描写:自分が対応しようとする状況や相手の行動を描写する。

2 EXPRESS 表現:自分と相手の感情を共感的に述べる。

3 SUGGEST 提案:具体的に提案する。

4 CONSEQUENCE 結果の予測をする。他の選択肢も示す。

 

分かりにくいと思いますので、さきほどの、1彼が急に部屋に遊びに来ちゃった状況で、「部屋、案外散らかっているね。」と言われた時の返事を考えてみます。

 

1 描写:まず、現地点で部屋が散らかっていることは認めます(笑)

2 表現:「綺麗にしていなくてごめんね。急に来たので片付けていないの。」相手の意見は認め彼が「会いたくて来た」という気持ちには共感し、感謝する。「もし来ると分かっていたら、あなたのためにお掃除したわ」など。

*ここで、「いつもはきちんと片付けているのよ」と言い訳してはだめ。「会いに来た」彼との共感を大切に。

3 提案:本当に片付けたい場合は、「私は少し片付けたいから、近くのコンビニで紅茶を買ってきてもらえるかしら。」など彼がしばらく家に入らない方法を提案します。

 「そのあいだに、少しでも居心地が良いようにしておくわ。それか、このまま二人で外に出かけない?」

 

彼を家に上げない回避手段は色々ありますが、とにかく「だって」と言い訳に走らないだけで、ずいぶん展開が変わるものですよね。

 

印象を良くするきっかけを作るのが第一声の「そうね」

こちらの言いたいことは同じだとしても、「だって」で始まる会話と、「そうね」で始まる会話の印象は全く異なります。「急に来られても困る」「来ると言ってくれれば」「いつもはもっとちゃんとしているのに」このように言いたいことはあっても、最初に「そうね」で始まると、素直な印象になります。それは、例え相手が言いすぎであっても、相手の感想を一度は受け止める。そういう姿勢が見られるからでしょう。同じ気持ちでこうも印象が違うのなら、ちょっと気に触ることを言われても「そうね」で会話を始めて見ませんか?

きっと、その後の二人の関係は大きく変わると思いますよ。

 

ちなみに、この文章もDESC法で書いています♪

国語教師・文章コンサルタント・文章力養成コーチ

松嶋有香

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