あなたの「冷え」はどのタイプ?3つの原因チェックリストと冷え対策

働く40代と切っても切れないのが「冷え」。夏場はエアコンの直撃を受け、冬場は手先も首元も冷たくなり…。

実は夏バテと同様、冬にも「冬バテ」があるのだそう。主に原因は冷えですが、一概に冷えと言っても年代や性別で全く原因が違うとのこと。東洋医学の観点から女性の健康を助ける、明治国際医療大学 鍼灸学部 学部長 伊藤和憲先生にお話しを伺いました。

 

知ってた?女性の冷えタイプは「世代」でかなり違う

– そもそも、なぜ「冷え」が起きるのか。その原因にはストレスや、筋量の低下など、いろいろな要素があります。そして、冷えは多くの場合病気を引き起こします。

また、女性ホルモンと身体は連動しています。

思春期から20代、30代はホルモン分泌がさかんな分、ストレスが冷えに影響します。40代、50代は内臓機能の低下が冷えに結び付きます。60代以降は筋肉量が減り、代謝が落ちて冷えます。

 

冷えの要因は「脳」と「筋肉」の2通りがある

– 冷えは大きくわけて2つの原因で起きます。1つは、生活習慣の乱れなどから、脳が自律神経に誤った指令を出してしまい、血行不良から低体温が起きるもの。もう1つは、筋力が低下したり、筋肉が緊張することによって熱を補給しきれず起きるものです。

これらを世代と掛け合わせると、トータルで冷えのタイプは3つに分かれます。タイプごとに対策が違うので、この冷えのタイプを見誤らないことが重要です。

まず、以下をチェックしてみてください。

 

1・硬さチェック ストレス型(主に20-30代)

身体の前で図のようにひじと手のひらを合わせ、真上に引き上げます。このとき、ひじが口の高さまで上がらない人は、身体が硬くなっているストレス型です。

2・舌の色チェック 内臓型 (主に40-50代)

 

鏡で舌の色をチェック。舌の筋肉の色は血液の色で、正常ならば「薄紅色(ピンク)」です。多くの人は写真の「淡白色」の通りに白っぽいのではと思いますが、疲れやすく、不眠、無気力、冷えやすく、食生活に問題があって身体機能が落ちています。「紅色」の場合はエネルギーが余っていて、放っておくと太ってしまいます。「紫色」の場合は血液が滞り、冷えやすい身体です。

 

3・片足で立つ 筋量型 (主に60代以降)

片足で何秒立てるかをストップウオッチで計測します。30秒保てない人も散見されますが、明らかに筋肉が足りていません。参考までに、片足立ちでわかるあなたの身体年齢です。すでに75歳レベルという人も多いのでは。

65歳代 44秒

70歳代 31秒

75歳代 21秒

80歳代 11秒

 

これらのチェックは伊藤先生監修のサイト「YOMOGI(通常版)」でも可能です。YOMOGI(https://www.kenko1192.com)で検索してみてください。

40代の冷えは末端ではなく「内臓を温める」のが重要

– 冷えのタイプは、中高年では内臓型が多く、お年寄りは筋量型が多いものです。対策はとにかく温めること。身体を温めるといいことばかりです。

1度体温があがると免疫力が30%上がるとされ、代謝が13%アップします。細胞のターンオーバーも進み、細胞が刺激されると皮膚の若返り運動が起きます。逆に、最近肌の調子が悪いという人は、冷えていることが非常に多いです。

冷えというと、つい手先、足先を温めてしまいがちですが、40代にとって重要なのは内臓を温めること。食べ物、温熱刺激、カイロとお灸がいいでしょう。温めればいいというものでもなく、カイロを貼るにしてもいい場所があります。

身体を温めるには入浴もいいのですが、全身を温めるにはよい一方、短時間で元に戻ってしまいます。

お灸は内臓を温めるのに向いています。高い温度でお灸するほど内臓が温まります。カイロも内臓を温めます。どちらも背中、お腹を重点的に。

また、40代には腸活も必要です。生活習慣の改善と、食事の改善、温熱でお腹と背中を温める、この3点が重要です。

 

世代別の冷えの悩みと対策は?

20代から60代の女性に冷えの悩みを聞いてみると、こんな声が。

 

20代、30代はストレスをゆるめることが大切

20~30代代表の声 「指先、つま先など末端の冷えに悩んでいます。指先は外でもスマホを使うので冷えます。寝るときには靴下をはかないほうがいいと聞くが、私自身は寝るときは履いています。布団に入っているのに脚だけ温まってこないんです」

 

先生のアドバイス 「ストレスがかかって緊張しているのではないかと思います。20代、30代によくある症状です。夜になってもモードがオフにならないのですが、身体が硬いことに原因があります。若い世代は身体の末端が冷えの影響を受けやすいものです。

 

手足には脳の影響が強く出るので、手足が冷えるということは脳の機能が落ちています。また、顔のくすみや色、こわばった表情にもつながります。手が冷えなくても化粧ノリが悪い場合の原因は冷えかもしれません。肌の調子が悪いときは温めてほしい。脳の疲れをとる必要があります。

 

改善方法は身体をオフにすること。お風呂も38から40度がリラックス効果が高く、おすすめです。また、好きな香りや音楽もよいでしょう。からだを温めたり、ゆるめたりすることでオフになります。バランスボールに横たわると筋肉がストレッチされることで緩み、四肢末端の血流も良くなるので自然とオフになっていくんです。ただ、いちばん簡単なのは温めること。温めたほうが仕事の効率もよくなります」

 

先生のアドバイス 「その後、30代になっても冷えが長く続くと、状態はひどくなります。内臓に影響が現れ、骨盤内の卵巣や子宮に影響が出てきます。このように内臓まで冷えてしまうと足先をあたためるだけでは間に合わないので、足全体や内臓に近い部分を温める必要があります。

 

冷たい範囲が広がり、足首、下手をするとひざ下まで冷えている場合はすぐ対策を。冷えの範囲が広がった場合は内臓にも影響が出ているので、生理痛が悪化したり、あるいは更年期が早く現れる可能性もあります。

 

本人が自覚できているなら相当冷えています。冷えてから温めるのは相当時間がかかるので、毎日脚を触って冷えているなと感じたら対策を始めてほしい。また、食べ物にも気を配りましょう。体を温めるのは、土に埋まっている根菜類です。

 

働く女性のクーラー冷えも深刻です。寒い場所に長時間いるので深部が冷えています。冷えれば冷えるほど内部に血液が集まり、熱がこもって余計冷えるので、これも身体の中心部、背中やお腹を温めるといいでしょう」

 

40、50代はほてり、のぼせも出てくる

40代・50代代表の声 「20代30代のころは手足が冷えていましたが、40代に入ると腰回り、お腹周りが冷えるように。家事をするとき腰回りにぐるりとひざかけを回したりする。周囲の友人は、手足は冷えているけれど顔や頭が暑くほてることがあると言います」

 

先生のアドバイス 「お腹、背中の冷えは、内臓機能の影響を反映しています。内臓機能が落ちてきているのではないかと思います。冷えのぼせもこの世代には多く見られます。

 

若いころは身体が冷えているせいで頭に血が集まりますが、40代以降は内臓が冷えているために身体の中心部に血液が集まり、その結果として手足が冷えます。内臓機能が落ちたせいで、本来は冷えていなくても冷えのぼせが起きます。この先はホルモンバランスを含めて注意が必要です。

 

冷えのぼせはいろいろな世代にありますが、この世代は内臓機能の低下が主因。また、脳への血流も落ちているので気分がけだるくて憂鬱になりやすいという心配もあります。冷え、気分が落ちる人は、お腹周り、背中周りを直接温めるのがいいでしょう。足も温めてほしいですが、根本的な解決にはまず背中・お腹から内臓を温めます」

 

60代以降は運動で筋量を増やす

60代代表の声 「下半身のほか、体全体が冷えます。温めるのですが、温めるのを止めてしまうとまた冷えてしまいます。たとえば、首回りから冷気が入ってくるのでストールが手放せません」

 

先生のアドバイス 「年齢が上がると、筋肉量が落ちるので全身が冷え、温まらなくなります。対策は運動がいちばん。中高年は山登りもいいほか、「インターバル歩行」もおすすめです。ごく簡単な、「3分早めに歩いたら3分普通に歩く」方法ですので、普段から心掛けてください。また、太い血管は身体の中でも肩甲骨や首回りに集中しているので、この部位の広い範囲を温めます。

 

更年期世代は1年中「退勤するときカイロ」を習慣に

お灸ほどの手間もなく、簡単に身体を温められるカイロは、身体の不調が出始める世代こそどんどん使ったほうがいいアイテム。

 

働く女性の多くは帰宅してからもうまく身体をオフにできず冷えをためてしまいます。ですので、熱中症になるような真夏を除いて、1年中定常的にカイロで身体を温め、オフにする習慣を持つのがオススメです。

 

私からのアドバイスは、会社を退勤するときにカイロの封を切り、貼り付けること。というのも、「帰宅してから温め」だと、深部まで温めて筋肉をゆるませるのには時間がかかるため間に合わないのです。また、寒いからといって重ね着をしすぎると、身体が締め付けられてしまい、逆に筋肉が硬くなり血流が悪くなります。この点でもピンポイントで深い部分まで温められるカイロは効率がいいのです。

 

貼る場所も、低温やけどを起こさないためにも、毎日同じ部位ではなく、今日はお腹側にしたから明日は背中側など変えてみてください。

お腹側は、私が左手を広げているあたりの、下腹部がいいでしょう。右手の人差し指で指している位置がおへそですので、だいぶ下です。

背中側は骨盤の部分。これもだいぶ下のほうで、ベルトよりも下のエリアです。

秋口から温め始めれば冷えの回復も早いでしょう。今年の冬は身体内部から温めて快適に過ごしてください。

 

国内トップシェア「桐灰」の「マグマ」ならさらに10度高い!

 

この談話は国内の使い捨てカイロ市場トップシェア「桐灰化学」のセミナーで採録し、一部編集をしたものです。

「桐灰」では、一般的な売れ筋カイロ「桐灰はる」「ニューハンドウォーマー」に加え、平均温度が10度高く続く高温カイロ「マグマ」や、更年期世代の女性の冷えをケアする「命の母カイロ」なども展開。

使い捨てカイロは、鉄粉の酸化による発熱を利用した製品。「桐灰」の強みは、温度のばらつきが少なく、安定した温度に発熱させる技術。最適な温度で手軽にあたためることができるカイロは、更年期世代には頼もしいもの。

 

健康な人は体温が36.5度と言われます。新陳代謝が活発で免疫力も高く、ほとんど病気をしない体温なのだそう。さっそくこの冬は温活をスタートして!

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