それは「こじらせオバサンだわ…」と思われる!40代独身女性がやりがちな出会いアピール

2019.10.29 LOVE

こんにちは。40代の婚活を応援する結婚相談所SUN SUN CALLの婚活マネージャー野上今日子です。

 

私たちは「ダメ出しをしない」主義。また、婚活を通し、その人がハッピーに生きられるようなサポートもしたいので、「必ずしも成婚がゴールではない」と考えています。実は、これはこの業界では結構タブーなモットーでもあります(笑)。

 

もちろん、結婚を希望して入会していただくお客様にはぜひとも成婚までいって欲しいと思って思っておりますし、そのためのお手伝いは全力でさせていただきます。今回は相談所の立場から、「相談所をうまく利用したな…」と思う方についてお話します!

 

【40代の婚活塾#11】

 

いわゆる「婚活マニュアル」は20代、30代のもの。40代には通用しない!

「ダメ出ししない結婚相談所」というキャッチフレーズを掲げてきた弊社ですが、前回までのコラムを読むと「ダメ出しが満載ですね」というご意見もちらほら(笑)。

 

確かに、「物事の見方を変えろ」とか「会話のさ・し・す・せ・そを大切に」とか「ハゲは進化系と思え」などいろいろ書いています(笑)。

しかし、それは結婚するしないにかかわらず、これから生きていく上でも役に立つもので、決してダメ出しではありません。

 

“ダメ出し”というのは、婚活マニュアルにあるような

「お見合いにはパステルカラーのワンピースを」

「プロフィール写真を撮るときは顔映りのいい白のブラウスを」

「イヤリングは揺れるタイプのものを」

「テーブルの上にあるものを取るときは遠くの手で取るクロスの法則を」といった、どうでもいい事。

そんな事はやらなくても良し! です。

 

そもそも、そういった婚活マニュアルは20代からせいぜい30代前半のためにあるのですから。

 

米倉涼子がパステルピンクのフワフワしたワンピースを着て似合いますか?という話です。あの目力と洋服がちぐはぐで、何かのコスプレをしているのでは? と勘繰られても仕方ありません。

 

年相応、キャリア相応、自分らしくいればいいと思います。

 

 

40代に必要なのは「人としての強さを見抜く力」、他はいらない

「そんな小手先のテクニックはやらなくていい!」と言う私ですが、根本的に変えて欲しい事はこれまで口を酸っぱく言ってきました。

そしてそれらはすべて【思い込み】を捨てるというところに行き着きます。

 

私はこれまで、年収や学歴、身長や家族構成など、あれもこれもという40代女性に、大切なのは「この人とずっと一緒に生きていきたい」という気持ちだと言ってきました。

 

もちろん、今もそれは変わりませんし、年収や勤務先などを重視すると、何かのきっかけでそれがなくなった時に、何も残らないと思っています。

 

重視したものがそういう条件だけなら、愛情なんて真っ先になくなるでしょう。

 

大事なのは

居心地の良さ
嘘をつかず誠実で浮気をしない
ユーモアがあり小さな事を喜べる
困難な場面でもポジティブでいられるか

など本能的なこと。

 

リーマンショックは、それまでイケイケドンドンな人や企業を、不況のどん底に突き落としました。

しかしそこで腐らず、ネガティブにならず、前向きに努力して、それまで以上の物を手に入れた人はたくさんいます。

反対に「あのリーマンショックさえなければ…」とずっと環境を恨み、そこから這い上がれない人が多くいるのも事実。

 

一生をともにするならどちらの人か。答えは決まっていますよね。

どんなことがあってもあなたを守るという強さを持った人は、決してあなたを裏切りません。

 

 

とは言いつつ…40代後半男性の実例。「一点突破」なら狙える?

そんな私の考えは基本的に変わっていないのですが、そこは「ダメ出ししない結婚相談所」。

とりあえず、とことんご本人が納得するまで自由に活動していただく事もあります。

今回は、途中でつまずいた時の次の展開を用意しつつ、ご本人の思い通りに活動していただいた男性会員様の話です。

 

彼の希望は「若い女性と結婚したい」の一点でした。

これは【思い込み】もここまできたらあっぱれな例なのですが…。

 

40代後半のその男性は、婚歴なし、女性とお付き合いした事もほとんどないという方でした。

 

しかし、彼は一貫して「自分より15歳以上年下と結婚したい」と言います。

ここからは私の想像も入ってしまいますが、お話を聞いていて感じたのは、彼は自分の中にあるモヤモヤが、若い女性と結婚出来れば晴れると思っていたのです。

 

年収も高くない。

 

いい年をして結婚どころか恋愛経験もない。

 

同僚は彼を冴えなくつまれない人生を送っていると思っている(彼の想像)。

 

そんな自分が一発逆転して「すごーい!」「うらやましい!」と言われるのは若い女性と結婚する事でした。

 

そのため彼は相談所に入会すると、片っ端から若い女性に申し込みました。

 

条件は年齢だけ。

 

居住地も両親どころか祖父母とも同居希望、無職、バツ3子どもありなどなどなかなか厳しめの所もガンガン攻めました。

 

そして、お見合いが成立すると飛行機で行くこともありましたし、交際が始まった時は新幹線で毎週のようにその方の住んでいる地方に会いに行きした。

 

そのかいあって、その方は遠方のとても素敵な若い女性と成婚。

 

初志貫徹したのです。

 

ですから、私はどうしても譲れない条件があるならそれに突き進めばいいと思います。

 

その時に大事なのは、どうしても譲れない条件は1つだけということです。

 

年収2000万円超というなら、70歳でも80歳でも、バツ5で子どもが7人いても、身長が155㎝で100㎏でも文句を言わない!

それぐらい振り切っているなら、相談所も全力疾走で伴走します。

 

「年収は1000万円以上で、同居はムリ。それだけでいいんです」はナシ。

 

「たった2つなら1つと変わらないじゃないですか…」

いいえ、全然違います!

そういう人は写真を見て「顔が生理的に受け付けなくて…」とか「こんなド田舎はムリです」と必ず言います。

振り切るとは、先述の男性のように、それ以外は一切気にしない覚悟が必要です。

 

そのように、一点突破の条件なら奇跡が起きるのは相談所婚活あるあるでしょうか(笑)。

 

 

よく「自然に出会いたい」とアピールされるけれど、根底にあるのは

また、相談所婚活であるあるのひとつに「お見合いした相手を好きになれません」というものがあります。

その心の奥にある感情は「相談所結婚は恥ずかしい」という気持ちです。

 

「自然に出会いたい。お見合いは抵抗がある。だからマッチングアプリはやるけど、結婚相談所には入りません」と言う方は実際多いです。

マッチングアプリも自然な出会いではないと思うのですが…。

要はお金が発生する商売でやっているものは自然ではないと。

 

その後ろめたさにより、お相手を見る目も厳しくなり、好きになれなとか言ってしまうのです。

「自然に結婚する事もできず、お金を払って結婚しようとしている人」

相手をそう見下してますが、自分も同じことをしている事については棚に上げるずうずうしさ(笑)。

 

でも、受験するのだってお金を払って予備校に行きますよね。効率的に合格するための、正攻法な手段ですよね。
やはり、塾にも行かないで東大に入った方が偉い、かなわないと思うのでしょうか。

 

その感情は厄介で不必要なものだと私は思います。

 

 

「お見合い相手を好きになれない」人は結婚に求めるものを考えてみても

さて、「お見合い相手を好きになれない」発言にはもうひとつ理由があります。

それは、自分が相談所婚活をしているという自覚がないこと。

どういうことかと言うと、

 

相談所婚活の良いところは

相手の写真、プロフィール(年齢、居住地、職種、年収、家族構成、趣味などなど)がフルオープン(一部、例外あり)になっていて、まずそこから条件をクリアする人を選び、あとは性格や価値観が合うかを数回~十数回あって確かめればいいという合理的な所です。

しかも、申し込みもお断りも仲人がやってくれて、奥手な方にはメールのアドバイスや身だしなみのチェックなど、至れり尽くせり。

 

しかし、女性はまず「恋愛したい」のです。
恋愛のドキドキ、フワフワするあの感じ。

 

その感情が相談所婚活で味わえないのは当たり前。

 

恋愛初期の「相手の事を知りたい」というところはすでにプロフィールで知っていますし、「メールの返信が来るかしら?どうかしら?」というのも、交際が始まったら、基本的に毎日メールをして、週に1度はデートをすることを推奨しているので、メールの返信をジリジリと待つ必要はありません。

相手からNGが出た場合は、メールが来なくなる前に相談所を通じ、交際終了のお知らせもありますし。

 

 

「お見合いは自然な恋愛結婚ではない」そんなことはない。後からじわじわくる

つまり、相談所婚活においてやるべき事は「この人と一生添い遂げられるか」という確認だけです。

と言うと、相談所婚活が味気ないもののようですが、そんな恋愛のドキドキ、フワフワが、実は後からジワジワやってくるのが、相談所婚活の楽しさでもあります。

 

何の心配もなく結婚が決まり、相手の事をもっともっと深く知っていくうちに、どんどん好きになっていく。

恋愛結婚と時差はあれど、相談所結婚でもちゃんとみなさん恋愛して結婚されます。

 

ですから、1回目のお見合いでピンとこなくても、せめて3回以上は会ってほしい。

そこから始まる恋愛もあるのですから。

 

余談ですが、結婚式場の打ち合わせなどでは、普通に恋愛して1~2年交際して結婚する夫婦より、3~6カ月で結婚を決めたお見合い・相談所婚活のカップルの方が、いちゃいちゃしているそうです(笑)。

恋愛真っ最中、一番熱々で幸せな時期に結婚できるのですから、当然かも知れません。

 

 

結婚相談所には「結婚したい人」しかいないのがアプリとの違い

現在40代~50代の女性はとっても魅力的だと私は思っています。

 

はっきりものを言うのも気持ちがいいし、打てば響くような会話は楽しい。
そして、なんといっても面白い。
話にオチをつけ、時には回りが不快にならない自虐で周囲を笑わせる。
好奇心旺盛で話題も幅広く、おじさんに可愛がられ、若い後輩からは頼られる。

 

それだけに、そんな彼女たちが「婚活だけはうまくいかない」と苦悩しているのが忍びないのです。

 

ですから、もし婚活に迷ったら、疲れたら、不安があったら、もうこれ以上ムリ…って思ったら、相談所婚活も選択肢に入れて欲しい

 

結婚相談所は、

「結婚のひとつもできない人が行く恥ずかしいところ」ではありません。
「結婚相手を合理的に見つけたいところ」です。

 

だって、そこには結婚したい人しかいないのですから。

 

アドバイザーにはそれまで培ったノウハウがありますし、時には厳しく、しかし常に温かく会員様をサポートします。

そしてなにより、私がこの目で結婚相談所で幸せをつかんだカップルを何組、何十組、何百組と見てきました。

 

その中にはもちろん40代、50代で成婚した人も。

 

相談所婚活に必要なのは、

相談所婚活は選択肢のひとつと割り切り、引け目に感じない気持ち
恋愛のドキドキはゆっくり後から味わえると信じ、すぐに好きになれるかどうか判断しない心の余裕

です。

 

譲れない条件は「たったひとつです」と言い切れる人もチャレンジしてみて損はないと思います(笑)。

 

勇気をもって結婚相談所の門を叩いて下さい。

 

 

SUN SUN CALL日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟しています。

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