【40代編集長の婚活記#22】結婚できない40女に欠けているもの
仕事と恋愛、どっちを優先する?
月曜日、明日はメンノンさんとのデートだ。ま、メンノンさん的にいえば「スルーしつつ」な約束なので、ホントに会うのかどうかわかんないけど! ま、そのくらい気楽なほうがいいかもしれない。そんなとき、会社の上司から連絡が入る。
上司「2週間くらい入院することになりそうで、アサミにお願いしたいことがあるんだけど」
体調不良で、週末に入院したことは聞いていた。
アサミ「大丈夫ですか? お願いって何でしょう?」
上司「明日夕方からの講演会なんだけど、登壇者のアテンドをお願いできないかな」
明日とは……火曜日! メンノンさんとのデートの日だ。
上司「本来オレがやるとこだったんだけど。登壇者の方と講演会の主催者を、両方知っているのアサミしかいなくて」
なんだろう、このタイミング。デートの直前にアクシデントが起こるって。エリートさんとのデート直前もそうだったし。連続すると、さすがにそういう運命なのかなと思わなくもない(苦笑)。
アサミ「承知しました。明日の火曜日ですね」
迷うことなく返事をする。緊急事態だから当然の判断。
重要な仕事なだけに「予定があるので」とは断れない。仕事と恋愛どっちを取る?ということなのかもしれないが、私はこういう場面で今までも迷うことなく仕事を取ってきた。もともと比べるものではないと思っているし。
でも時々思わなくはない。こんなとき恋愛を取ってきていれば、とっくに結婚していたのかもしれない。……って、タラレバの話だな。
メンノンさんにキャンセルの連絡
明日に控えたデートだったが、さっそくメンノンさんに連絡を入れる。
アサミ「すみません。明日、仕事で緊急案件が入ってしまいました。またの機会でお願いします。ごめんなさい!」
メンノン「お! マジすか。大変ですね。了解しました。お気になさらずにです。。。」
そう書きつつも「シュン」というスタンプを押してくるメンノンさん。
了解しましたと軽く受けとめている一方で、がっかりしているポーズのスタンプというのが、可愛らしくも感じる。気遣いながらも素直な感情をあらわしているようで、キュートな人だな。
執事がお詫びしている「申し訳ございません」というスタンプを返した。が、メンノンさんはそのあと何も返してこなかった。
【仕事を優先してデートをキャンセル。これで4人全部終了……?】
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