イライラしたときに! 「心をリラックス」させる3大食材とは?

生理のサイクルなど身体の内側からのものが原因だったり、仕事や人間関係など外的なものが要因だったり、オトナサローネ世代にとって、日々イライラすることはつきものです。

でも、それを食材で解消することができたら! 食治研究家・薬剤師の田村哲彦先生にお聞きした、そんな素敵食材とその活用方法をお伝えします!

 

あの黒いツブツブがイライラを撃退!

 

そうです、なんとあの「黒ゴマ」が、イライラ解消に役立ちます。

ゴマと言っても白ごま、黒ゴマ、黄ゴマ、金ゴマといくつか種類がありますが、何といってもおすすめは黒ゴマ。黒ゴマの持つパワーは素晴らしく、カルシウム、各種ビタミンが豊富。これらの栄養素は、神経の高ぶりをしずめる働きがあり、イライラにはもってこい。さらに月経にともなうイライラにも効果あり。

 

ゴマといえば、ゴマ和えやきんぴらなどにふりかける、といった活用法が一般的ですが、フライなどの衣に加えたり、牛乳や豆乳、スムージーに足したりするのもおすすめ。ドリンク類にゴマを足した場合、それだけだと飲みにくいという人は、ゴマと相性のいいはちみつをプラスしてもいいでしょう。

 

なんと『アラビアンナイト』の呪文、「開けゴマ!」もゴマの持つパワーからきているとか!

 

 

緑黄色野菜の王様といわれているあの野菜も!

 

ホウレンソウも実は、イライラ解消に効果大の食材。もちろんホウレンソウといえば、緑黄色野菜の代表格で、各種ビタミンやカロチンなどの栄養素が豊かな野菜。

抗酸化作用や抗ガン作用があることでよく知られていますが、それ以外にもホルモンバランスの乱れが原因でおこる更年期障害に有効です。ホウレンソウに含まれるカルシウムが、ホルモンのバランスを整え、更年期特有のカルシウム不足を補ってくれます。

 

ホウレンソウの食べ方としてはおひたしやゴマ和えがポピュラーですが、炒めるのもおすすめ。油と組み合わせることで、ホウレンソウに含まれるビタミンCや鉄分の吸収がアップします。

 

【そしてあの野菜の香りがイライラをしずめる!?】

 

香り成分がイライラをしずめるのに効果大

 

あまり積極的にいただくことがないミツバですが、実はあの香りに含まれている成分が、イライラを抑えてくれることがわかっています。それはモノテルペン酸とセスキテルペン酸という成分で、これらの成分が神経に作用して、イライラや疲れた神経をおだやかにしてくれます。

 

もちろん加熱してしまうとこの成分はとんでしまうので、あまり熱を加えない調理がおすすめ。

サラダなどの生食が一番ですが、それはちょっと苦手、という人は、さっと炒めたり、親子丼の上などに載せたときも、加熱しすぎないように気をつける、といった方法が有効です。

 

特におすすめなのは、切りミツバよりも根ミツバです。切りミツバは、水耕栽培されていて根がついていないもの、根ミツバは、太陽の元で栽培されたもので根がついて売られているものです。

 

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