体の中からじんわり…!冷えを取って快適に冬を乗り切るヒント
寒い日が続きます。気温も乱高下し、体調も不安定になりがちなこの時期、毎日コツコツとできるセルフケアはぜひ取り入れたいもの。
そこで、医師の勧める温活、生理中に試してみたい温活に加え、インスタにも映えるオシャレな紅茶のレシピをご紹介。
体の芯から温まって、快適な毎日をお過ごしください。
その1■発電ボディへと導く、毎日20gのしょうがLIFE
自ら熱を生み出し体温をキープできる発電ボディであれば、さまざまな不調の根幹を断ち切ることができます。
“酢しょうが”などでブームを引き起こしている“しょうが”ですが、古くから“体温を温める”漢方薬として使われ、その効用は多岐にわたります。毎日たくさん食べることで、冷え改善の効果が期待できますが、まずは親指2本分程度の20g程度からでもOK。1年中どこでも手に入る身近な香味野菜で、副作用もほどんどなし。多忙なOTONA SALONE世代でもライフスタイルに取り込める方法をピックアップします。
1.気軽に取り入れたいなら、しょうが紅茶
“紅茶”にすりおろした“しょうが”と“黒砂糖”を入れるだけで完成。利尿作用のある“紅茶”、ビタミン・ミネラルが豊富な“黒砂糖”との相乗効果で冷えた体を温めます。代謝があがり、水分の排泄と脂肪燃焼の効果を高めるので、ダイエット中でも“黒砂糖”を入れるのが特徴です。石原新菜先生は1日3杯のしょうが紅茶が日課だそう。
2.料理をするなら、黒酢しょうが
作り方はシンプル。“しょうが”を皮つきのまま洗い、薄切りにして保存容器に入れ、“しょうが”全体がかかるように“黒酢”を加えて冷蔵庫で1日おくだけで完成します。そのまま食べるのはもちろんですが、炒め物やあえ物に混ぜたり、料理の上にかけるなど、あらゆる食べ物と合わせることができます。“黒酢”は穀物酢の約10倍量のアミノ酸を含み、血流改善効果が期待できます。
3.時間がある時に作ればいつでも使える、蒸ししょうが
蒸して乾燥させることで、生よりも有効成分がパワーアップするばかりか、使い勝手がよく長期保存が可能になるイチオシの方法。
【オーブンで作る蒸ししょうがの作り方】
1.皮付きのまま、たわしなどでよく洗う。
2.1mmの暑さにスライスする。
3.耐熱皿にしょうがが重ならないように並べ、80℃のオーブンで加熱する。茶色に色づき、干からびた感じになったら完成。
4.オーブンからしょうがを取り出して冷ます。
5.保存容器に入れて保存、ミルなどで粉末にして袋に入れて保存する。
粉末状にすれば、いつでもどこでも携帯でき、ビールや日本酒などのアルコールにふりかけたり、外食のおそばなどにふりかけたり、と無理なくしょうがLIFEをを継続できます。
「“しょうが”が体にいいことは百も承知だけど、手間がかかる……」と思っている方も、上記のような方法なら気軽に始められるのではないでしょうか?発電ボディになるためには、適度な運動やストレッチ、質のいい睡眠なども合わせて取り入れるのがベスト。健康と美容のために、発電ボディづくり、初めてみてはいかがでしょうか。
出典>>体温を上げるコツは毎日20gの〇〇!医師がすすめる、冷え改善の方法とは?
その2■生理中に試してみたい温テク3つ
おなか周りが冷えると、子宮や卵巣への血流が悪くなり、女性ホルモンのバランスが崩れて、さまざまな不調が現れます。とくに生理中は体が冷えやすいので、気をつけましょう。「生理痛がひどいので、痛みが出る前に薬を服用しています」という人は、逆効果になっている場合も。ほとんどの鎮痛剤は痛みを取ると同時に「熱を下げる」効果もあり、冷えからくる生理痛を悪化させている可能性があるのです。予防として鎮痛剤を飲むのはやめて、今回ご紹介する方法を試してみてください。
血液が体外に出るときに、熱も失われる
一番体が冷えやすいのは、生理初日から数日間です。それは、基礎体温を上げたり体内の水分を保持する働きのあるプロゲステロンというホルモンの分泌が減り、経血とともに熱も体の外に出ていくため。体温が下がりやすい状態になります。また、生理前にため込んだ水分は、便などとともに排出され、水分とともに熱も失ってしまうのです。
このように、体が冷える原因が重なるのが生理中。だからこそ、生理中はより一層の冷え対策が必要なのです。
1・シャワーでおなかをあたためて
生理中はとにかく体が冷えるので、「全身が冷たい」と感じる人もいるでしょう。そんなひどい冷えにおすすめなのが、シャワー温灸です。38℃くらいに設定したぬるめのシャワーを、子宮のあたりを中心に、ぐるぐる回すようにあててください。冷えたおなかをお湯で直接あたためる、シャワーの水圧がマッサージのようにおなかを刺激する、というダブルのあたため効果で血流がアップします。
生理前は自律神経が乱れて、冷えを感じたり、イライラしたりしやすいもの。そんなときも、おなかや腰を積極的にあたためましょう。自律神経が整うことで、体はあたたまり、心もリラックスするはずです。
そして生理後は、冷え体質改善のチャンス! 浴槽に肩までしっかりとつかり、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を促しましょう。このときのお湯も、ぬるめがおすすめ。ぬるめのお湯は副交感神経を優位にするので末梢血管が開き、血流と代謝がアップします。熱いお湯のほうが体があたたまりそうというイメージがあるかもしれませんが、実は逆効果。42℃以上の高温でのシャワーや入浴では、交感神経が優位になります。すると末梢血管がギュッと縮まってしまうので、熱も体のすみずみまで運ばれません。
2・意識して、あたため食材をとろう
生理中は血液や水分とともに、体内の熱を失ってしまうので、食べもので熱を補ってあげるとよいでしょう。あたたかい食べものや飲みものを摂るだけでも効果はありますが、体をあたためる、血流をよくするような食材を選べば、さらに効率的。
たとえば大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似たイソフラボンという抗酸化物質が含まれています。エストロゲンは血管を広げて血流をよくする作用があり、肌の新陳代謝を促進、骨を丈夫にする、自律神経を整えるなど、心身にうれしい働きがいっぱい。
煮豆など大豆そのままで食べてもかまいませんが、味噌や納豆など大豆の発酵食品から摂ると、大豆イソフラボンの吸収率はアップします。また、体を温めるという観点から、豆腐として摂るなら、冷奴よりも、湯豆腐などがベターです。
その他、アボカド、かぼちゃ、ごまなどビタミンEが豊富な食材も、血流をよくする作用があるので、あたため食材としておすすめします。
3・ツボ刺激で冷え&生理のトラブルを改善
その場ですぐにできるものとして、ツボを刺激するのもおすすめです。生理痛や生理不順など婦人科系のトラブル、冷えや頭痛など女性に多いお悩みの解消に役立つのが三陰交というツボ。肝経、腎経、脾経という3つの陰経が交わっているため、三陰交と名づけられました。
三陰交があるのは、内くるぶしから指4本分上のあたり。ツボの位置はなかなかわかりにくいのですが、周囲と比較するとへこんでいる、触るとやわらかい感じがする、逆にかたい感じがする、押すと奥に響くような感じがする場所です。「ツボの位置がよくわからない」場合は、そのあたりをマッサージしたり、あたためたりするだけでもOK。
お話・渡邉賀子先生
その3■美味しい紅茶で心もポカポカ
ドライフルーツを紅茶に漬けて、その香りと甘味の移った紅茶を楽しむ。そして、飲み終わったら、ドライフルーツもデザートのように楽しむ……なんで私たちはこんな簡単なのにステキな楽しみ方に気づいていなかったんでしょう!
★ミネラルを補ってオシャレなフルーツスペシャル
ピーチ&マンゴーティー + ドライピーチ・パイン・マンゴー・レモン
ピーチ、マンゴー、パイン、レモン。フルーツのミネラルを身体にチャージします。惜しげもなくドライフルーツを使ったティーは、見栄えも華やか、インスタグラマーに大人気。
■作り方■ リプトン イエローラベル 1ティーバッグ お湯 150ml ミックスドライフルーツ お好みの量 マーマレードジャム 小さじ1 ガムシロップ 1個
★とにかく温まるアップルティー&ジンジャー
アップルティー + ドライアップル+しょうがエキス、ドライしょうが、てんさい糖
このティーは、きっとみんな「紅茶ってこんなにおいしかったんだ!」と、ちょっとした再体験をすると思います。試してみればわかりますが、しょうが小さじ1/2というのはお刺身に使うのかというくらいの結構な量。でも、おずおずと入れるのではなく、ジンジャーティーを楽しむんだ!と、思い切って入れてください。新しい紅茶の世界が見えてきます!
■作り方■ リプトン アップルティー 1ティーバッグ お湯 150ml おろし生しょうが(チューブのもの) 2.5g(小さじの半分) ドライアップル お好みの量 ガムシロップ 1個
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