【40代編集長の婚活記#176】結婚できない40女が「やめる」と決めたこと
ゲームさんとフェードアウト以降
『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活: 婚活して初めて気づいた、人生において大切な17のこと』
ゲームさんとのことを終わりにし、改めて逃げていた自分の気持ちと正面から向き合うことにした。
まだ忘れられない、ジェントルさんのことだ。
ジェントル「あなたの問題じゃない。いまだって、嫌いになったんじゃありません。好きだからこそ、アサミさんには自分の人生を大切にしてほしいんです。こんな、いつどうなるかわからない男にかまっていないで」
別れるときに言われた言葉だ。自身の病気のこと、子供のことがあるから終わりにしようと言ってきたのだ。
こんな優しいことを言うから、忘れられないんじゃない……。どうせならもっとヒドイことを言ってよ。キツイことを言ってよ。
「もう好きじゃなくなった」とか、「こんなところがガッカリした」とか。
そうしたら泣くだけ泣いて、私もジェントルさんのことを「なんてヒドイ男だ」と思って、嫌いになっていけるのに。
恋愛において「やめたこと」
でも、まだ嫌いになれていない。だから、私は決めた。
「無理すること」をやめた。
ジェントルさんを忘れようとすることも、嫌いになろうとすることも、他の誰かを好きになろうとすることも。いまの自分の感情に、正直になる。
好きなものは好きなんだから。
ジェントルさんと連絡できなくても、会えなくても、お付き合いしなくても、別にいい。ただ好きでいるだけ。相手に迷惑をかけるわけでもないし、誰かが困るわけでもない。
解決するのは時間しかない。記憶が薄れていくと同時に、ジェントルさんを好きという感情だってきっと薄れてくるだろう。
想い出にかわるまで…
過去、フラれたときもそうだった。
いつも私は相手を好きな状態のままフラれていたから、フラれた後は苦しかった。割り切れるまで、短くて半年、長ければ3年くらい引きずっていた。
だからジェントルさんのことだって、時間が経てば想い出にかわるだろう。
こればっかりは自分の性質だから仕方ない。私は一度好きになった相手を、簡単に嫌いになることができないのだ。しばらくは、「まだジェントルさんを好きでいる自分」を受け容れることにする。
この恋愛おひきずりさん体質が、自分らしさでもあるのだから。
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