「しょうくぼ」ではありません!「笑窪」の読み方、知っていますか?
日本には、漢字、カタカナ、ひらがなの3つの文字があります。
中でも漢字は種類と読み方が豊富で、さまざまな言葉を漢字で表すことができます。しかし読めそうで読めない漢字に遭遇したり、実際には正しい読み方なのに自信がなくなってしまったり、といった経験をする人も少なくありません。
そこで本記事では、意外と読めない漢字クイズを出題します。
「笑窪」の読み方、知っていますか?
「笑」も「窪」も、比較的馴染み深い漢字です。ですが、漢字の読み方って、漢字の語源と読み方の由来がバラバラだったり、当て字だったりすることもあり、なかなか自信が持てませんよね。
ただ「笑窪」は、「笑」と「窪」の読み方や漢字が表す意味から、深読みすることなく素直に読めば正解です!
正解はこちら。
「えくぼ」です。
素直に訓読みするだけでOKです。また「笑窪」以外に「靨」と表すこともあります。いずれも意味は、
笑うとき、ほおにできる小さなくぼみ。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
です。
語源もとても明確で、「笑」ったときにできる「窪」みをそのまま表しています。「えみくぼ」と読まれていたこともありました。
なお「笑窪」を使った表現に「あばたもえくぼ(痘痕も靨)」があります。
痘痕とは水疱ができた後に残るくぼみのことです。恋をしている人の目には、痘痕さえも靨のように見える。すなわち、ひいき目で見れば欠点も長所に見えてしまう、ということを表します。”痘痕さえも靨のように見える”ってなかなか強い恋心と言えますね。
参考文献:小学館 デジタル大辞泉
可愛い印象を受ける「笑窪」ですが、大人になってから「笑窪」ができた人は、その原因に不安を感じるかも。というのも、大人になってからの「笑窪」は表情筋の衰えや顔のたるみなどによってできた隙間が原因だからです。
「笑窪」自体はとてもチャーミングですが、大人になってからの「笑窪」の原因である「顔のたるみ」などが気になる方は
- 口先をすぼめ、とがらせる。
- 1の状態の口先をキープしたまま、頬をゆっくり膨らましていく。
- 2の状態のまま10秒キープ。
といった、たるみ解消エクササイズをおすすめします。
スポンサーリンク