
「ゆうこうひ」かと思いきや!?「遊興費」の正しい読み方、知っていますか?
「この漢字はこう読むんじゃなかったかな・・・」と思っていた読み方が実は間違っていたとき、人前で漢字を読み間違えてしまったときなど、漢字の読み間違いで恥ずかしい思いをしたことがある人は少なくないはず。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
本記事でご紹介するのは「遊興費」。「遊興費」の「興」をなんと読みましたか?
「遊興費」とは
遊びに使う費用
引用元:NHKアナウンス室, 『NHK 間違いやすい日本語ハンドブック』13ページ, 2013年5月25日, NHK出版
を指します。
さて「遊興費」の「興」の字。「興味(きょうみ)」や「余興(よきょう)」のように「きょう」と読むこともあれば、「興行(こうぎょう)」や「復興(ふっこう)」のように「こう」と読むこともあります。
「遊興費」は「ゆう“きょう”ひ」、「ゆう“こう”ひ」どちらでしょう?!
正解はこちらです。
「ゆうきょうひ」です。
「興」の読みにはそれぞれ意味があるようです。
【コウ】
①おこる。さかんになる。
→「興亡」「振興」など
②おこす。はじまる。ふるいたつ。
→「興業」「復興」「興奮」 など【キョウ】
①たのしみ。おもしろみ。
→「興味」「座興」など
②「詩経」の六義の一つ。引用元:興|漢字一字|漢字ペディア
「遊興費」とは“遊びに使う費用”のことです。となると、“たのしみ。おもしろみ。”を示す「キョウ」が適しているのも合点がいきますね!
なお先で紹介した「興行(こうぎょう)」も読み間違いやすい漢字なのではないでしょうか。映画の話題で「興行収入」といった単語を聞く機会があると思うのですが、「興行」とは
1 観客を集め、料金を取って演劇・音曲・映画・相撲・見世物などを催すこと。また、その催し物。
2 儀式などを催すこと。
3 初めて興し立てること。創建。創立。
4 連歌や俳諧などの会を催すこと。引用元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「催し物」を表す言葉ですから、“おこす。はじまる。ふるいたつ。”を示す「コウ」が適していることが分かります。
とはいえ、言葉の意味から「キョウ」と読むか「コウ」と読むかを推測するよりも、「遊興費」は「ゆうきょうひ」、「興行」は「こうぎょう」と読み方を覚えてしまったほうがラクかと思います。この際に読み方を覚えてしまいましょう!
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