【40代編集長の婚活記#24】年下にモテる秘訣は「アレがない」こと
恋人いない歴7年、44歳のアラフォー独女であるOTONA SALONE編集長・アサミがリアル婚活模様をお届けしている【アラフォー編集長の婚活記】。2回目の婚活パーティで出会ったアラサーのオシャレ男子・メンノンさんとデートすることになったのは、とある金曜の夜。
サクサクッとカジュアルなンノンさんのペースにのせられて会話を楽しんでいると、いきなり「僕、アリっすか?」とメンノンさんが告白してきて……⁉ これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。
会って2回目なのに、突然の告白!
待ち合わせしてから1時間ちょっと経ったころ、そのときはなんの前触れもなく、訪れた。メンノン「いきなりっすけど、アサミさん、僕、アリっすか?」
アサミ「!!!!!」
あまりに突然な告白に、言葉を失う。アリっすかってナニが!? ワイングラスを持ったまま固まる。
メンノン「びっくりしましたよね、スミマセン。アサミさん、僕のタイプなんです。ダメっすか?」
グイグイくるメンノンさん。アリとかダメとかって、付き合うとかそういう話……だよね!?
アサミ「アリもナシも……まだ何とも……」
メンノンさんは明るくて素直でやさしいし、可愛いとは思う。今日のこれまでの時間、楽しいと思っているし。でも、さすがにこれだけでは何とも判断できない。それに……ちょっと引っかかっていることがないわけでもない。
非モテな40女だけに、慣れていない恋愛には慎重になってしまう。20代、30代のころのようにノリや勢いでは行けなくなった。
結婚前提の恋人を探す、アラサー男子
メンノン「僕、チョー結婚願望強いんです。ただ付き合うとかそーゆーの求めてなくって」
アサミ「うん」
メンノン「結婚前提で付き合う女性を探してるから婚活パーティに参加してたんですよ。アサミさんもそうですよね?」
アサミ「まぁ、そうね……」
言われてみればそうなんだけど、何回か会って気が合うとか思わないと、付き合うとか結婚とかまでは考えられない気がする。婚活中な40過ぎのくせにやたらのんびりとした恋愛・結婚観。
メンノン「婚活パーティでは第一印象で気になってたんです。だから最初に隣の席に座ったんです」
確かに、婚活パーティで最初に話しかけてくれたのはメンノンさんだった。
メンノン「話してみたらサバサバしたお姉さんって感じで、僕のタイプだなと思って」
アサミ「ありがとう……」
まっすぐな瞳で「僕のタイプ」だなんて……! 生まれてこのかた一回も言われたことなかった。どうしよう、めちゃくちゃ照れる。あー、どうしよ。ドキドキドキドキ……脈拍が早くなるのが自分でもわかる。すっかり、メンノンさんのペースだ。
40女に興味を持った理由は?
メンノン「彼氏いない歴どのくらいなんですか?」
アサミ「えーと、7年くらい」
メンノン「マジっすか???」
アサミ「マジっすよ」
メンノン「信じらんない。なんでですか?」
アサミ「なんでって、モテないから」
メンノン「選んでるんでしょ?」
アサミ「選ぶどころか。ニーズ自体がないもん」
メンノン「えー⁉ それは嘘でしょ」
アサミ「嘘じゃないよ。友達が証明してくれる(笑)」
メンノン「アサミさんって、カッコつけないのが……逆にカッコいいっすね!」
アサミ「何それ」
メンノン「彼氏いない歴7年とかサラッと言っちゃったりして、ヘンなプライドがないっていうか、潔いっていうか」
ふーん、そう思うんだ。でもまぁ、40歳くらいからそうなったかもしれない。30代の頃はヘンなプライドがあった気がする。いわゆる“四十にして惑わず”なのかな。今はもう、カッコつけることさえめんどくさい……って、どんだけめんどくさがりなんだ。
女子力アピール、アラサー男子には不評⁉
アサミ「それは褒め言葉だと思っていいのかな? ありがとう」
メンノン「婚活パーティのときも“そんなに料理しない”とか“休みの日は家でのんびりしてる”とか、言ってたじゃないですか」
アサミ「事実だからね」
メンノン「ほかの女性って、やたら料理上手アピールしてきたり、ヨガとかジム通いとかの自分磨きアピールする人が多かったんですよ」
アサミ「ステキじゃない」
メンノン「いや、なんか頑張っちゃってる感があって、僕はあんまり。女子力アピされると疲れちゃうってゆーか」
アサミ「そういうもんなの?」
メンノン「アサミさんって、そういう頑張っちゃってる感がないってゆーか、すっごいナチュラルってゆーか。女子力アピールの真逆のことをサラッと言ってて面白いなーって」
アサミ「頑張っちゃってもいつかバレるからね。ズボラ人間なだけです」
メンノン「ズボラ人間? どういう風に?」
それ、聞いちゃう? でもまぁ、いいか。メンノンさんが素直だから、私も素直に言っちゃおう。おつきあいをするかしないか決める前に、ぶっちゃけて話しておいたほうがガッカリされない気がする。おつきあいするなら、一緒にいて頑張らなくていい関係性が大切だと思うから。でもどうだろう、メンノンさんドン引きしないかしら……。
【メンノンさんと一緒にいる心地よさを感じてきたアサミ。40女のズボラ話をついに告白!?】
【続きはコチラ】
【40代編集長の婚活記#25】結婚できない 独女のダメ生態とは
【前回はコチラ】
【40代編集長の婚活記#23】40女がアラサー男子とつきあうメリット
スポンサーリンク