
新型ウイルスを防ぐ「咳と手洗いの正解」は?普段の方法では全然足りてない!
思いのほか強い感染力を見せている新型肺炎ウイルス。厚生労働省の17日の発表によれば、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で17日に新たに新型コロナウイルスの感染が確認された乗客ら99人のうち、70人は症状がないそうです。
いま知られている手段として、新型ウイルスから自分自身をガードするのにいちばん確実なのは「手洗い」。2月16日に厚生労働省は新たに新型ウイルスを含む感染症対策をまとめた情報を発信しました。
とにかく手を洗う!咳が出る人は広げない
予防のためのマスクは、実はそれほど効力がないともされます。いっぽう、咳、くしゃみなど飛沫を飛ばす症状が出ている人は、周囲に撒き散らさないためにマスクを正しく使う必要が。どちらの人も、手洗いがとても重要です。
新型ウイルスをみんなで防御する!新しい咳エチケットとは
知っておきたいのは「咳エチケット」です。
咳やくしゃみをするとき、「手でおさえる」のはNG! 手についた飛沫がつり革や手すりなど他の場所に移り、そこから他者に感染が起きてしまいます。
正解は、すでに咳やくしゃみが出ているならマスクをすること、また、ハンカチやティッシュで口を押さえること。
もしハンカチを出す時間がないなら、イラストのように手を使わずひじで受けることが有効です。
手は「1分以上」洗うのがポイント。結構長いです!
手を洗うときのポイントは以下の通り。
1・石けんを泡立て、手のひらをこする
2・手の甲をよくこする
3・【重要】指を立てて逆の手のひらの上に置き、爪先、爪の間を念入りにこする
4・【重要】指の間をよく洗う
5・【重要】手のひらで逆の手の親指をつつみ、ねじるように洗う
6・手首も忘れずに洗う
7・【重要】濡れた手は細菌を運ぶ。洗ったら清潔なペーパータオルでよく拭き取って乾かす
爪の間、指と指の間、そして親指の付け根は特に洗い残しの多い部分だそう。
中でも注意したいのが【3】の爪の間。1日の自分の手の動きに注意していると、いちばん何かに触れるのは指先です。ウイルスは指先から入ってくる、と考えても過言ではないでしょう。指先に荒れた部分があれば、そこにウイルスがとどまりやすくなります。爪の間は特に注意して洗いたいものです。
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