【コロナ自粛】で医師が実践「狂った生活リズム」を戻すたった1つの簡単な方法

2020.04.18 WELLNESS

こんにちは。「予防医療」のスペシャリストで、医師の桐村里紗です。

この連載では、人生100年時代の折り返し地点、50歳になる前にやめたい悪習慣についてお伝えしていきます。

自粛生活で家から出ない生活が続くと、段々と生活が乱れがちになってきますね。簡単にリセットするには?

【ネオヘルスケアドクターLISAの「50歳になる前にやめる100のこと」#22

 

日本中で大問題に!乱れる心と「生活習慣」

自粛生活も長くなると、段々と生活リズムが乱れがちになります。
精神的な不安や考え事を抱え込みがちになる上に、日中に体を動かす機会が減ると、上手く寝付けない上に睡眠の質も悪くなりやすいものです。
すると、今度はなかなか起きられず、朝もスロースタートになり、食事時間もどんどんズレこんでいきます。

 

人間って、やはり、体も心も健康に保つためには、メリとハリが大切です。

 

自律神経が支配する内臓の動きやホルモン、代謝や脳の活動などの全身の活動は、メリとハリによって作られるリズムによって波のように動いています。

 

それが、バイオリズムですね。

 

これが乱れると、体が怠い、重い、やる気でない!という状態に陥ってしまいます。

 

バイオリズムを整える司令塔は身体のココにある

バイオリズムを整えることが、体のリズムを取り戻し、生活リズムを整える為に大切になります。

 

これを整えるには、バイオリズムの生みの親である司令塔にアプローチするのが効率的です。いくら、サボっている全身の労働者にはっぱをかけようが、司令塔がサボっていては、収集がつきませんね。

 

その司令塔こそが、睡眠ホルモンを分泌する「松果体(しょうかたい)」という脳の器官です。これが、バイオリズムを生み出す体内時計の中枢部なのです。

 

そもそも「体内時計」は24時間ではない。ズレる宿命

人は、環境に適合して生きる動物です。太陽と月のリズムが作る昼と夜を感知して、体内時計を合わせ、自律神経を調節して、体や脳全体を環境に最適化しています。

 

1日は24時間ですが、人の体内時計は24時間と10分が平均で、人によってこれより長い人と短い人がいることが明らかになっています。ですから、放っておくと、どんどんと前後にズレてしまう人がいます。

 

そのズレを修正するために、毎日松果体の中枢時計をリセットすればいいのですね。中枢部が整うと、それ以下の全体のバイオリズムが整います。

 

たったこれだけ?松果体の簡単リセット方法とは…

松果体を整えるのは、簡単です。

 

朝、同じ時刻に起きて、太陽の光を浴びる。

 

たったこれだけ。

 

どんなに遅く寝ようが、眠りの質が悪かろうが、とにかく朝は、必ず同じ時刻に起きること。そして、ダラダラせずに、シャーっとカーテンを開け放ち、朝日を浴びることです。もちろん、直射日光を見ろということではありませんので、ご注意を。

目の奥の網膜が光を感知すると、松果体に刺激が加わると「朝だ!」とわかり、体内時計の中枢部がリセットされます。

ここで、タイマーが作動し、約15時間後の夜10時に松果体から睡眠ホルモン・メラトニンが分泌され、自然に眠りに誘われるというプログラムになります。

 

つまり、朝7時に起きて明るい光を感知したら、夜10時には睡眠ホルモンが分泌され、眠たくなるという訳です。

 

良い眠りのために、まずは良い目覚めが大切なのですね。

 

睡眠は、健康の基本です。

 

まずは、ここから始めて、バイオリズムを整え、この生活を元気に乗り切っていきましょうね。

 

【ネオヘルスケアドクターLISAの「50歳になる前にやめる100のこと」、週1回、土曜の夕方に配信!】

文/内科医・認定産業医 桐村里紗

tenrai代表取締役医師。1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。治療よりも予防を重視し、最新の分子整合栄養医学や生命科学、常在細菌学、意識科学、物理学などをもとに、執筆、webメディア、講演活動などで、新しい時代のライフスタイルとヘルスケア情報を発信。著書『日本人はなぜ臭いと言われるのか 体臭と口臭の科学』(光文社新書)ほか。

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この記事を書いたのは
内科医・認定産業医 桐村里紗

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