冷えた足を今すぐケア!仕事中でもすぐできる3つの即効テク

寒波襲来で日本じゅうが震え上がっていますね。あなたの体のどこが「冷えやすい」?も何も、全身くまなく冷えたわよ! と言いたい人は私だけではないはずです。
手のひらで、かかとをすっぽり覆うように触ってみてください。……ガサガサで硬い!? 保湿しなきゃ!?
それも大事なのですが、ここはまず、手のひらにジーンと伝わってくるかかとの冷たさから解消しましょう!

 

足のつま先よりもかかとが冷たい! なぜ?

お風呂や足湯、レッグウォーマー、靴下、カイロ、湯たんぽ……いろいろなアイテムを使って「よし、温まった!」と思っても、それらを手放した途端、たちどころに冷えてしまって夜も眠れない、「冷え症」のあなた。
そんな時、冷たいなと自覚しやすいのは足のつま先ですが、実際はむしろ、つま先よりもかかとの冷えのほうが深刻なネックになっている場合が多いようです。
かかとに限らず、体のどこもそうですが、冷えの原因の主たるものは血行不良。特にかかとは、角質が厚いことや、つま先や足首のように自分で回したり動かしたりできない場所であることも原因となって、冷えやすく温まりにくいのです。

 

さらにリフレクソロジーの観点では、かかとは腰や子宮・卵巣などの反射区にあたります。普段から腰痛や生理痛がつらいと訴える人のかかとの冷たさは、触るとびっくりするほど……! そのまま放っておくと、生理痛や生理不順にとどまらず、女性特有の病気を招きやすくなるともいわれますから、あなどれません。

 

今すぐかかとを温めたい!即効テク3つ

仕事中でも、座ったままでも、今すぐできる温めテクをご紹介しましょう!

 

1)その場で立って足踏み100回

動きが少ない場所ほど、血行が悪くなって冷えるわけですから、「動かして温めよう」というのがいちばん単純な早道です。
靴はできれば脱いで、その場に立ったまま、右、左、右、左…… と大きく足踏みをしてみましょう。かかとだけ(あるいはつま先だけ)に体重が偏らないように、また、チョコチョコ歩きにならないように、足の裏全体で地面を感じながら元気に行進するようなイメージですね。

 

「足踏み100回」をするのには1分もかからないので、物足りないなと感じたら、長めに続けてももちろんOKです。膝からしっかり上げ下ろしすることで、かかとだけでなく、ふくらはぎの筋肉も動かすことができ、むくみ対策の一石二鳥も!

 

2)座ったままでかかと上げ

デスクワークが立て込んでいる時など、立ち上がって足踏みをするのは、今はちょっと…… という場合もありますね。

 

そういう時は、座ったままで両足のかかとを上げ下げしてみてください。思いきり高いヒールの靴をはいたようなイメージでかかとを上げ、ストンと下ろす、というのをくり返しましょう。足の指の付け根、足首、ふくらはぎなど、いろいろな場所を動かせる、簡単ですが即効性の高いエクササイズです。

 

1)の足踏みと併用して、立った姿勢で同じことをするのも効果的ですが、つま先立ちになった勢いでバランスを崩して転ばないようにご注意を!

3)ふくらはぎをモミモミ&くるぶしのツボ押し

座り仕事や立ち仕事などでじっとしていると、ふくらはぎもむくんで、重くだるくなりがち。ふくらはぎは、血液を心臓に戻すポンプのようなものですから、その動きが鈍くなれば、血行が悪くなってかかともつま先も冷える一方です。

 

ふくらはぎを揉みほぐしたり、気持ちいい強さでトントン叩いたりして、居眠りから目覚めさせましょう。

 

また、くるぶしの内側の骨とアキレス腱の間にあるくぼみは、「太谿(たいけい)」と呼ばれるツボです。とくに足先の冷え解消には効果的なので、強すぎない力で、ゆっくりと数回押してみるのもおすすめです。

リラクゼーションサロンに行くなら、まずは足からスタート!

多くのリラクゼーションサロンには、「リフレクソロジー」や「フットケア」、「足ツボ」などと呼ばれる、足を重点的に施術するメニューがあります。自覚している悩みが、肩こりや腰痛である場合、「足よりも体が優先!」と思って、ボディのみのメニューを選びがちですが、メニューやコースの組み合わせができるならぜひ、足をほぐしてから全身をケアする、という流れをおすすめします。特に、腰痛や生理痛などが気になる方は、かかとをしっかりとほぐして温めてから体の施術に入るほうが、効果も感じやすいもの。

 

腰なら腰、足なら足…… などと思い込まずに、試してみてくださいね!

 

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