え?その字?「アラテの詐欺」の「アラテ」はどう書く?
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、給付金を振り込むので必要だと通帳を要求する「アラテの詐欺」が出てきているそう。
そんなニュースを耳にしたことがありますよね?
さて、この「アラテの詐欺」の「アラテ」、あなたはどんな漢字だと思いますか?
実は、次の漢字は間違い。
では、どう書くのでしょう?「アラテ」の意味を読むと少し想像がつくかも。
アラテ
①新しく仲間に入った人
②新しいやり方
はい。どんな漢字か想像がつきましたね。
正解は……
そう。「アラテ」の「アラ」の部分は「新」なのです。
詐欺といえば、荒っぽい手口、荒っぽい人がする、そんなイメージから「荒」を連想する人も多いようですね。
ちなみに、私が持っている国語辞典には「荒手」はありませんでした。
みなさんも調べてみてくださいね。
「新手」は、「新手の詐欺」という使い方が板についた言葉ですが、「新人ががんばっているよ」という時に「新手ががんばっているよ」というようにも使います。
その場合も「荒手ががんばっているよ」などと頭の中で誤変換しないように気を付けましょう。
参考:学研「新レインボー小学国語辞典」
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