睡眠不足の人、必見! 読むだけで「睡眠の質」がよくなる3つのコツ

仕事が遅くなり、家に帰っても頭がさえて寝つけない……ちょっと夜更かししてでも、テレビを見たりして夜の時間を楽しみたい……。いろいろな理由でなかなか夜、寝られないかたが現代は多いのかもしれません。

人は一生の1/3から1/4を眠って過ごすといいます。『読むだけで睡眠の質がよくなる100のコツ決定版』(主婦の友社)から、よりよい快眠のための方法をご紹介します。

 

よく耳にする不眠症とは?

 

太田総合病院記念研究所付属診療所・太田睡眠科学センター所長の佐々木三男先生によると、不眠症には主観的な眠れなさと客観的な生活上の支障との両方があるといいます。そもそも不眠症とは、寝つきが悪かったり、夜中や早朝に眠りが途切れたりして、睡眠が不十分な状態を本人がつらいと感じ、気にしたり心配したりする状態のことをさします。それと同時に、睡眠が不十分なために、日中の仕事などに支障があり、日常生活が著しく損なわれているという客観的な障害があることも該当します。

 

夜更かしは万病のもと、その弊害とは?

現代は、仕事の帰りしなによることができる24時間営業の店も多く、テレビの深夜番組はコアで面白いため、つい夜更かししてしまうということもあるかもしれません。

早起き心身医学研究所所長の税所弘先生によると、世論調査の結果を見ても夜型人間が急増し、ここ20年で日本人の平均起床時刻は30分近く遅くなっているといいます。しかし、人間本来の体の仕組みは十数年で変わるものではなく、睡眠と覚醒をつかさどる自律神経の切り替えがうまくできなくなってしまいます。こうした乱れは不眠症だけではなく、自律神経失調症やうつ病などをひきおこしやすく、内臓の働きが低下して胃腸障害にもつながります。まさに、夜更かしは万病のもと、といえるのではないでしょうか。

 

次に、さまざまな理由でなかなか寝られないかたのために、快眠につながる方法をご紹介します。

 

1 シナモン豆乳を飲む

栄養学博士の落合敏先生によると、豆乳には大豆イソフラボンなどの栄養素がバランスよく含まれ、少なくなった女性ホルモンの作用を補ってくれます。その豆乳をさらにパワーアップさせてくれるのがシナモン。安眠を妨げる冷えや精神的なイライラも鎮めてくれるといいます。温めた豆乳にシナモンパウダーやスティックをいれるだけでOKです。

 

2 湯たんぽで温める

東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニック講師の班目健夫先生によると、湯たんぽは、体の機能をつかさどる自律神経のひとつ副交感神経を刺激して体をリラックスさせるといいます。筋肉の緊張をやわらげて血流がよくなります。内臓が集まっている腹部、筋肉量の多い太もも全面、おしり、二の腕の4カ所を1日30時間あたためると、不眠の改善につながるといいます。

 

3 1日15分の昼寝をする

東京医科歯科大学名誉教授の井上昌次郎先生によると、人間は夜のねむけとは別に、午後2時頃にも眠くなる体内リズムを持っているといいます。人間の脳は長時間ずっと集中力を持続することはできません。一度休憩して仮眠をはさむと、効率がアップします。会社によってはシエスタを導入しているところもあるといいますが、一般的にはなかなか難しいのかもしれません。が、ランチタイムに食事を少し早く食べ終わって、15分だけロッカーで仮眠をとることもよいかもしれません。

 

遅く帰った日は深夜のおもしろいテレビでも見ながらリラックスしたいかもしれませんが、できるだけ早くお風呂に入って睡眠時間を確保。もうじき春がやってきますが、体調が不安定になりやすい季節の変わり目にそなえて、健康のバイオリズムを整えておきたいものですね。

 

参考資料・『読むだけで睡眠の質がよくなる100のコツ決定版』(主婦の友社)

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