花粉に負けない!鼻づまりも老け顔も解消するツボケア3つ

電車内や街中でのマスク着用人口、多いですね!(もちろん私も。)風邪気味だからとか、誰かの風邪をうつされないための用心、あるいはスッピン隠し……など理由はいろいろありそうですが、そろそろ花粉に悩まされる季節到来でもあります。

そこで今回は、つらい花粉症の対策と、そのせいで滞りがちな顔のお疲れ対策をまとめてご紹介!

 

花粉症に負けない!鼻の通りを良くする3ステップ

花粉症であれ風邪であれ鼻炎であれ、鼻水鼻づまりは本当につらいですね。頭がぼーっとして集中力も鈍くなり、おいしいものを食べてもいまいち味がわからず、仕事も料理も億劫になります。

慢性的に疲れが溜まって、鏡の中には、ぼんやりとむくんだお疲れ顔…… そんな時は、顔まわりにあるツボをゆっくりと指でほぐしてみましょう。

1)ホットタオルで温める

まずはウォーミングアップ。濡れタオルをレンジで1分加熱してホットタオルを作り(火傷しないようにご注意を!)、気持ちいいと感じる温度のものを顔にのせます。これだけでも一瞬でリラックスモードになりますし、顔を温めることで血行が良くなり、ツボ押しの効果も出やすくなるので、ぜひともおすすめです。

2)鼻から耳にかけてのリンパを流す

「くさいぞ!?」というように、普通に鼻をつまんでみましょう。つまんだまま、軽く動かしてみると、コリコリしたような感触がありませんか? 小鼻の横は、花粉症や慢性鼻炎の症状の重い人ほど、固くこわばりやすいといわれています。

両手の中指を小鼻にあてて、そのまま耳へ向かって真横にすべらせてみてください。デリケートな場所なので、力を入れてこすらないように、指すべりのいいオイルやジェルなどを使って、優しくなでるように流します。

人差し指でもいいのですが、中指の先だけでなく第二関節あたりまでを使うと、力がほどよく均等にかかります。

10~15回くらいかけてほんの少しずつ、触れる場所を下にずらしていき、口角から頬骨の下を通って耳の下を結ぶ線のあたりまできたらOKです。

3)鼻づまり緩和のツボを押す

小鼻の真横には「迎香(げいこう)」、そこから指1本ほど上には「上迎香(じょうげいこう)」というツボがあります。どちらも、鼻の通りをよくするツボなので、別名「鼻通(びつう)」とも呼ばれています。指先を軽くひっかけて、イタ気持ちいい程度の強さで押してみましょう。このあたりは皮膚が薄いのと、鼻をかみすぎて肌が荒れている場合もありますから、くれぐれも力を入れすぎず、こすらずに、優しく押すだけです!

口角のたるみ解消で小顔効果も!?

口角から頬骨を通って耳の下までをつなぐラインは、花粉症だけでなく、顔のコリやむくみ対策にも効果的です。すべりの良いジェルなどを親指につけて、小鼻よりは少し強めの圧をかけながらじんわりとすべらせてみましょう。

頬骨の下、顎関節付近の咬筋(こうきん)は、リンパが滞って固くこわばってくると、むくみやたるみが目立つ「老け顔」の原因にもなります。人差し指でカギ型をつくって(下の写真のように)、この第二関節部分でグリグリとほぐすと、「老け顔予備軍」の人はかなり痛いと感じるはず!

たるみや小顔と花粉症は関係ないかのように思いがちですが、鼻や唇と耳をつなぐ、頬骨の下の一帯はリンパの宝庫なので、このあたりの流れをスムーズにすることによって、ツボ押しの効果もアップしやすいのです!

花粉バケツのサイズはいかほど!?

 

 

同じ地域で同じ空気を吸って生活しているのに、花粉症になる人とならない人、あるいは症状の重い人と軽い人がいるのはなぜか? ということについて、お医者さんから面白いたとえ話を聞いたことがあります。

人は生まれつき、体の中に「花粉用ゴミバケツ」のようなものを持っていて、そこに捨てられるうちは何ごとも起きないけれど、中身がいっぱいになってあふれたタイミングで、いわゆる「花粉症」を発症してしまうのだ、というのです。

そのゴミバケツの大きさや材質が人によって違うため、小さな卓上ゴミ箱サイズの人は子供時代から発症してしまう、とか、業務用ゴミストッカーサイズの人は一生にわたって花粉症とは無縁のまま過ごせる、といったような個人差があるわけですね。

私は幸い、今のところ花粉症は免れていますが、疲れたり風邪を引いたりするとすぐに鼻をやられるたちなので、花粉の季節数か月にわたってこんな症状に悩まされる「花粉症持ち」の人の大変さは察するに余りあると感じてもいるのです。

鼻に引き続き、次回は花粉症による目の症状の緩和と疲れ目対策をご紹介いたします!

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