【40代編集長の婚活記#206】なんで女だけ?「胃袋を掴む」理論に思うこと

2020.07.15 LOVE

食べることは「男女共通」!

『女心を掴むには、まず胃袋を掴む』という、逆の言葉は聞かない。なんで男心だけに限定するのだろう? 料理好き、料理上手=女子力高いみたいな捉え方もイヤだった。

レンズ「昔からある言葉ですが、確かに考えたらおかしいですね」

お、同意してくれた。よし、もうちょっとこの話題を続けていこう。

アサミ「食べることは、男性も女性も関係なく共通のことじゃないですか。だったら、料理を作るのだって男女共通のことだと思うんです。女性だけが男の胃袋を掴めと言われるんじゃなく、男性も女の胃袋を掴めと言われるなら理解できるんですけど」

 

料理は「女子力じゃない」!

2回目の婚活デートでこんな会話をしている人なんているのだろうか? ロマンティックさの欠片もない会話(苦笑)。でも、私は楽しい。

レンズ「おっしゃる通りですね。特に現代のように、共働きの夫婦が増えている社会では」

アサミ「食べるって毎日の当たり前のことじゃないですか。そのための料理ができるって、女子力が高いのではなく、人間力が高いっていうことじゃないでしょうか」

どんどん主張モードというか、プレゼンモードなトークになっていることは、なんとなく気づいているが止まらない。

レンズ「料理ができるのは人間力が高い、確かに。生きるための力があるということですからねえ」

アサミ「サバイバル力があるとも言えるんじゃないかと」

 

ダメな私を知ってほしい

レンズ「でも、そう思っていらっしゃるなら、あえて料理が苦手と婚活アプリのプロフィールに書かなくてもいいのではないですか?」

アサミ「うーん……。なんていうか、ダメなところを知ったうえでマッチングしてほしいと思って」

付き合ってから「なんか違った」ではなく、付き合う前にダメなところを早めに直視していただきたい。

レンズ「なるほど。でも多くの人は、婚活アプリでそこまで細かく見てないですよ」

アサミ「まぁ、そうですよね」

レンズ「でも、お互いのダメなところを知るとか、嫌いなものについて話すことって、実は好きなことを知るより大事なことだと思います」

 

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