【40代編集長の婚活記#206】なんで女だけ?「胃袋を掴む」理論に思うこと
デートで嫌いなことを話す!
好きなことより嫌いなことを知る……なるほど。
レンズ「僕はこの話を聞けてよかった。アサミさんは男子厨房にいらずみたいな考え方が嫌いで、男女が対等であることをのぞんでいるんですね」
アサミ「はい。ジェンダー平等な社会が大切です。そのためには一人一人の考え方が変わらないとと思って」
レンズ「SDGsの目標のひとつですからね」
アサミ「料理は女子力じゃなくて人間力だと、やっと最近自分の中でも納得できて、だからたまには料理するのだとやっと言えるようになりました」
クククッと軽く笑う彼。
レンズ「面白いですね、アサミさんって。いままで婚活でお会いした女性と、こんな会話をしたことはなかったです」
アサミ「そんな……ありがとうございます。私もデートでこんな会話したことないです」
デートとは思えない会話が続く
レンズ「婚活を通じて何人かとお会いしましたが、対等な男女関係を築くのって、本当に難しいと感じていました」
アサミ「どういう点が対等じゃないと思いました?」
レンズ「前にもお話したかもしれませんが、結婚したら今の仕事は辞めたいという方が多くて。インフルエンサーの仕事をしながら僕の仕事を手伝うとかいうんですよ」
アサミ「以前もおっしゃってましたね」
レンズ「結局、経済的に僕に頼るってことじゃないですか」
アサミ「実際のところはわかりませんけど……」
対等な男女関係って?
レンズ「僕はいま眼科医として仕事をしているけれども、いつ、何があるかはわからない。どっちかに依存する関係性は、万が一のときのリスクヘッジができないと思いませんか?」
確かに……。家庭でも仕事でも、何かひとつのことに依存してしまうと、万が一のときのダメージが大きい。
アサミ「そうですね。どちらかに依存するのはよくないと思います」
レンズ「よかった。アサミさんは僕の対等な関係性というのを理解してくれそうです」
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