「印象をよくする言葉遣い」のポイントは小さい〇〇にあった!

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先日、バリキャリ、すなわちバリバリのキャリアウーマンを対象にしたクロレッツのアンケートがotonasaloneで取り上げられました(文末にリンクあり)。なんと、他のバリキャリが気遣えていなかったら気になることの1位、自分自身で気遣っていることの2位が「言葉遣い」だったのです!

服やヘアスタイル、ネイルや体臭・口臭を制して堂々のランキング。これはなぜなのでしょう? これは、言葉遣いで嫌われたくないのに、言葉遣いにイマイチ自信がない、そんな気持ちの表れではないでしょうか。あなたにも思い当たるところはありませんか?

 

年々ひどくなる部下のタメグチ。あなた自身は大丈夫?

以前、それほど親しくない年下の男性に「本当っすか?ってか、リスペクトっす。参考になりましたー!」と元気に言われたことがあります。これは多分、褒め言葉だと思うのですが、「本当っすか」でカチン、「ってか」でカチン、「リスペクトっす」でカチンの3カチンで、リズム良くバッターアウトでした(笑)。
また「参考になりました」は目上の人に使ってはいけない言葉なのですが、それについてはまた後日。

ここまで派手ではなくても、若者特有の言い回しはあります。「っす」は電車内などでもよく耳にします。「そうっすね」「さすがっす」これらは、丁寧なタメグチです。こんな言葉遣いは男性だけの問題でしょうか?

 

世代の差というだけ

私は「リスペクトっす」なんて言わないわ、体育会系じゃあるまいし~なんて思ったそこのあなた、次のような言葉を使っていませんか?

「っていうより○○ですよね」
「とっても感銘を受けました」
「やっぱりそうなりますよね?」

このあたりは、女性もよく使います。そして、あなたは気にならないかもしれないけれど、あなたの上司がカチンと来ているであろう丁寧なタメグチです。
そう、いつの世もカチンとくる言い回しはあります。今、完璧な言葉遣いで話せていると思われるバリキャリ上司でも、年配の方から見たら「まったくなってない」のでしょうね。それが目に留まらないのは、年配の方たちが諦めているか、静かに諭しているからでしょう。

 

小さい「っ」の存在

小さい「っ」は促音便(そくおんびん)と言います。

「打ちて」→「打って」
「買ひて」→「買って」

などのように変化したもの。発音しやすいように変化した結果こうなっているのです。
さすがに、今時「打って」を「打ちて」などと発音はしませんが、例えば先の男性のセリフ
「本当っすか?ってかリスペクトっす。」
も、元の言葉に直すと
「本当ですか?というより、リスペクトです。」
となります。
また
「っていうより○○ですよね」「とっても感銘を受けました」「やっぱりそうなりますよね?」

「というより○○ですよね」「とても感銘を受けました」「やはりそうなりますよね?」
となります。
もう分かりましたね。そう小さい「っ」を省いてみると、ぐっと丁寧な言い方になるでしょう? そう、小さい「っ」を省くだけでも印象が大きく変わるのです。

 

打ち解けるのは心だけ。相手に「ざっくばらんに」と言われてもタメグチは厳禁

ずっと敬語を使っていると、「まあ、そんな固くならずに」「そろそろ親しさを出しても」と先輩や上司に言われることがあるでしょう。でも、たとえそう言われても、言葉遣いだけは丁寧なままにしましょう。打ち解けるのは心だけ。職場での悩みを打ち明けたり、プライベートなことで相談に乗ってもらったりするのは構いませんし、むしろそうした方がコミュニケーションとしては良好な関係が築けるでしょう。しかし、言葉遣いだけは崩さない方が賢明なのです。
ネット上でもリアルな場でも「急になれなれしくなった」「敬語を使わなくて良いと言った途端に恐ろしいタメグチになった」そんな先輩方の悩みを耳にします。
言葉は生きています。たとえ「です」をつけてもタメグチはタメグチ。あぐらをかきながらお世辞を言われているようなものです。人間、やはり本音が言葉に出る「言葉遣い」は気になるようですね。

 

クロレッツのアンケートについてはこちら
バリキャリ女性が女として気遣うことTOP3。「身だしなみ」「言葉遣い」あと1つは?
https://otonasalone.jp/17100/

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国語教師・文章コンサルタント・文章力養成コーチ

松嶋有香

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