夏太りしない人が「自然にやめていた」6つのこと
こんにちは、神戸市垂水区にある漢方薬店「CoCo美漢方」の田中友也です。鍼灸師、国際中医専門員の資格を取り、日々、薬店と鍼灸院で皆さんの健康相談に乗っています。
9月になりましたが、まだまだ残暑が厳しいですね。
今年はコロナ自粛でおうちにこもりっぱなしで、運動不足でしっかり食べてだらだら過ごして太ってしまった人も多いのではないでしょうか?
「夏太りを解消するためにしてはいけない6つのこと」を今回はお話ししたいと思います。
やめる1・睡眠不足状態
睡眠不足は肥満とあまり関係がないように思う方も多いかもしれませんが、睡眠不足が続くと食欲をコントロールするホルモンのバランスが乱れ、食欲を増やすホルモンの分泌が増えてしまいます。
また、心のバランスを保つ幸せホルモン「セロトニン」の分泌が減り、イライラしてつい過食したり、甘い物が食べたくなってしまいます。
かといって、いくらでも寝ればよいわけではないです。
7~8時間を基準に、自分に合う睡眠時間をしっかりとるようにして下さい。
やめる2・ストレスを貯めこむ
ストレスMAXの生活を続けていると、それに対抗するために「ストレスホルモン」とも呼ばれる「コルチゾール」というホルモンが過剰に分泌されます。
そのため代謝が低下したり、色々なホルモンの分泌や働きが低下し、痩せにくく、太りやすい体になってしまいます。
他にも様々な生活習慣病の原因にも繋がる可能性があります。
一定のストレスは仕方ないですが、過度なストレスは体にとって、ダイエットにとっても大敵になります。
こまめに自分なりのストレス発散法や深呼吸、ヨガ、ストレッチなどで心身ともにリラックスし、1日10分でも良いので一人の時間を作りましょう!
やめる3・身体を冷やす
私たちの身体は、体温が1度下がると基礎代謝が約12%下がると言われます。
そのため、冷たい飲食物を摂り過ぎたり、クーラーの中で薄着や裸足で過ごしたりすると、それだけでも体の代謝は落ち、痩せにくく、太りやすい体になっていきます。
また、体が冷える事で血や水分の代謝も悪くなり、老廃物も溜まりやすくなり、より冷えやすく、むくみやすい体になってしまいます。
涼しい室内では温かい飲み物や食べ物をできるだけ摂り、クーラーがよくきいている部屋では靴下をしっかり履いて、ブランケットやひざ掛けなどで体を冷えから守りましょう。
やめる4・入浴せずシャワーのみ
夏は暑いからと言ってシャワーで済ます人も多いと思います。
しかし、クーラーの効いた部屋にずっといたり、アイスコーヒーにアイス、ビールにお刺身、薄着などの習慣で体は結構冷え切っています。
できるだけ40℃くらいのお風呂に15分程度ゆっくりつかるようにしましょう。
お風呂は体を芯から温めることができて、同時にリラックス効果もあります。
やめる5・遅い時間の食事
私たちの体には「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれる「体内時計」を司るたんぱく質があります。
それが脂肪を溜め込んだり、積極的燃焼したり、時間によって働き方に違いがあると言われています。
夜22時以降はこのたんぱく質が脂肪を溜め込みやすくなり、深夜が脂肪蓄積のピークになります。
また、夜遅い時間の食事はほとんど消費されることなく、少しずつ体に脂肪として蓄積されていきます。
さらに、寝る直前の食事は、睡眠中にも食べ物の消化吸収をすることになり、体の修復や体や脳を休めることに集中できないので、朝起きてスッキリしない……などに繋がってしまいます。
どうしても仕事などで夕食が遅くなってしまう人は18時ごろに一度おにぎりなど軽く食べておき、帰宅後は野菜スープやお味噌汁など軽く済ませるようにしましょう。
やめる6・太陽に当たらない生活
夏は日焼けが気になるので、日に当たりたくないです……。という声もよく聞きます。特に日本人は紫外線を気にするので、この夏は1日ほとんど日に当たらない人も少なくないと思います。
アメリカでは午前中の日光浴が体脂肪や食欲の低下にも繋がるという研究もあります。
また日光には体内時計をリセットする力があり、生活リズムを整えたり、上述した幸せホルモン「セロトニン」の分泌を高め、体の代謝なども高めてくれます。
朝起きたらカーテンを開けて、少し換気をしつつ、太陽を体いっぱいに浴びましょう!
紫外線が気になる人は15分、手のひらで日光浴しましょう!
月に1kg落とすだけで、年に12kg減!
どうでしょうか?できていますか? いきなりすべては難しくても、まず1つずつ、今日始められそうなことを始めてみましょう!
毎日コツコツ続けることで、コロナ太り、夏太りを少しずつ解消していけると思います。
1か月1kgずつ落としたら、来年の今頃はマイナス12kgです。
焦らず、無理せず、自分のペースで続けていきましょうね!
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おうちでできる簡単な養生法を中心にツボや食養生、メンタルの養生など100の項目を盛りだくさん載せました。
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