「デートでワリカンを拒む男性」はアリ?ナシ?

デートでワリカンを拒む男性はアリか?ナシか?

結論から言います。あまり深く考えていない人と、下心が見え隠れする人とがいますが、「マインドフルネス」を訓練している人は前者、ワリカンを拒む人です。

今回はそんな「関係性」のお話しをしましょう。

 

「直接的人間関係」とは

 

人間関係の中には、「直接的人間関係」というのがあります。

 

それは、あたかも家族の関係のようなものです。毎日お母さんが食事を作ってくれていてもその都度「味噌汁は100円ね」や「駅まで送って行ってあげたんだから400円ね」などとは言わない関係のことです。

 

そこには家庭それぞれのルールが存在するのでしょうが、間に貨幣を挟まない前提でなりたっているのです。

 

確かに、いちいちそんなこと言っていたら、生活がなりたたないし、ぎこちないものになってしまいます。

 

例えば、会社の飲み会でも、きっちり割り勘にする場合もあれば、先輩が多めに出して、後輩は少ししか出さないということもあるでしょう。

 

これも言わば、直接的人間関係になります。

 

「おごる」「おごられる」関係性はとても強い

 

今回のテーマ「おごる」というのも、実はこの関係の表れなのです。

 

先日の日米首脳会談でも、安倍首相はフロリダのトランプ大統領の別荘に行って2日を過ごしましたが、報道でも明らかなように、その費用はトランプ大統領のおごりです。

 

日本が出せばトランプ大統領の会社に利益を与えることになるし、アメリカが出せば、同じ様に自身の会社に利益をもたらすことになる。

 

だから、トランプ大統領は安倍首相にプレゼントしたわけです。

 

この後、トランプ大統領が、日本に来た時に安倍首相が焼き鳥屋に連れて行こうが、居酒屋に連れて行こうが構わない、と言うのが直接的人間関係です。

 

ポイントは「貨幣で換算できない」ということです。

 

誰でも、豪華な別荘と焼き鳥屋が釣り合うとは考えないわけですが、それでも許し合う関係のことを言います。

 

ついつい貨幣で換算するクセが身についてませんか?

 

男性とデートをして、彼がそっと支払いを済ませても、「どうしても割り勘じゃないとダメ」と言い出す人がいます。

 

何か、自分が弱いものと扱われたような気がするのでしょうか。険悪なムードになったりします。

 

しかし、これは家庭を築く上で重要なプロセスなのです。

 

次回は彼女がアイスをおごるということにして、許しあえる関係を作ることが大事なのです。

 

一緒に生活をするようになり、家事を貨幣に換算したり、生活費をきっちり折半にしたりする人もいるかもしれません。これは、とても理想的な関係と思われがちですが、突発的な事態に非常に弱いものとなります。

 

例えば一度地震が起きた時の避難所などでは、「私」と「他人」の境界が曖昧になります。

 

ソ連が崩壊した時に、なんで大きな暴動にならなかったか。他のヨーロッパなら、通貨が紙切れになるかもと思ったら大暴動になりますよね。でもならなかった。それは、お互いに助け合う、とても強い習慣があったからだそうです。貸し借りはあたりまえの関係があったのです。

 

日本も東日本大震災の時、救援物資の列に整然と並ぶ姿が感動を呼びましたよね。

 

「してやった」と言う気持ちから自由になる

 

誰しも、人にお金を使えば「してやったんだ」と言う気持ちに支配されます。

 

しかし、この「してやった」という気持ちが、自分を不自由にしているのです

 

「してやった、やってやったで地獄行き」という言葉もあるように、いつまでもそのことばかり考えていると、自分が窮屈なものになってしまいます。

 

禅の修行をしてマインドフルネスを訓練すると、ここら辺のなんでもきちんと分ける必要はないと言うことに気づくのではないでしょうか。

 

修行道場では、お金を使う場面がないので、人間関係は直接的人間関係となります。皆んなが兄弟のような感覚で、貸し借りがあまり存在しません。

 

修行が終わっても、先輩は後輩によく食事を奢ります。後輩はさらに後輩に食事を奢ると言うしきたりになっています。

 

面白いのは、「金を出したんだから、俺の言うことを聞け」という先輩の周りには人がいなくなることです。

 

そんな人でなければ、彼にお金を出してもらって悪いと思う必要はないことがわかるエピソードです。

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