恋愛力が自然に上がる、マインドフルネス3つの愛ポイント

2016.12.26 LOVE

若い頃は、自分の行動パターンも柔軟に変えることができます。が、仕事に慣れてきて、出会いの機会も少なくなってくると、その数少ない「魅力ある異性」に合わせて色々変えることが難しくなってきます。

 

学生ならば、時間を合わせることもできますし、相手の好みに合わせることも簡単でしょう。疲れてきたらしばらく会わなくても、また心惹かれる男性に出会えるチャンスも多いと思います。

 

仕事を続けて10年もして責任も出てくると、時間の余裕も心のゆとりもなくなってくるものですね。

 

そうなると、望んでいない一言で人間関係がギクシャクして相手を尊重できなくなってしまいます。今回はマインドフルネス流の恋愛を「3つの技術」で紹介します。

1・イライラせず待てる

待つと言うのは、人を愛する上で必要な技術です。

携帯電話の普及によって、相手の状況がわからずに待つと言うことが少なくなりました。相手の状況を気遣って、イライラせずに待てる人は愛する能力が高いと言えるでしょう。

 

2・感謝できる

今自分の置かれている状況を、理解して周りに感謝することができる人。

感謝を言うべき人物を思い描ける人。

 

3・パワーを与えられる

プレゼントなどもそうですが、励ましや共感なども人にパワーを与えます。

 

 

マインドフルネスの元祖の言葉

 

マインドフルネスという言葉は、「正念=正しく念ずる」を英語に訳したもの。ベトナムのノーベル平和賞の候補者でもあったティックナットハン師が広めました。

 

日本には毎年のように彼の跡を継ぐ方々が来られて、シンポジウムが開催されますが、以前参加した時には、舞台に大きく

 

「幸せに至る道はない、幸せこそが生きる道である」

 

と書かれていました。

 

人それぞれ幸せの条件が違う以上、他人に対してこれが幸せに至る道であると教えることは難しいということと、今ある幸せに気付いていく生き方をしよう、ということです。

 

世界中見渡しても、この手のお話しはいっぱいありますよね。

 

モーリス・メーテルリンクの『青い鳥』は最も有名なものだと思います。探し求めていた幸せは、実は身近なところにあったという様な話です。姉が好きだった『花の子ルンルン』ってアニメもそうでしたね。

 

それと逆のことは簡単に言えてしまいます。

 

「幸せに至らない道は簡単に探せる。今が幸せでないと思えばいい」

 

今が幸せでないと愚痴ばかり言っている人がいますが、そういう人に幸せな人は近づきません。つまり素敵な人との出会いもないということです。

 

恋愛はエネルギー問題だ

 

実は、恋愛は外交よりも難しいエネルギー問題かもしれません。

 

外交では、エネルギーがあって技術力の高い国が有利だと思います。そして技術力によってエネルギーを補うこともできます。例えばハイブリット自動車などが良い例です。

 

恋愛でエネルギーというと、お金を想像しますが、必ずしもそればかりではありません。心のエネルギーは金銭に関わりなく、人に話を聞いてもらったり、理解してもらうと上がってきます。

 

「うんうん、そうか、すごいね。」と聞いてもらうだけで、パワーがもらえるんですね。

 

しかし、やってみるとわかるのですが、意外と一方的に上手に繰り返しを入れたりして聞くのは疲れるものです。とはいえ、これが人を惹きつけるコツであることは間違いないのです。

 

そのエネルギーを上げる技術の一つに、マインドフルネスによる瞑想があります。

 

エーリッヒフロムは、名著『愛するということ』の中で「愛は感情ではなく、技術である」と言っています。つまり、テニスを練習する様に、フリークライミングを練習する様に「愛」も練習が必要なのです。

 

最新の人工知能を使った実験では、ロボットが汚い言葉や狡(ずる)いことをどんどん覚えてしまって、実験を中止したということが報告されています。

 

子供が自分のものをなかなか手放せない様に、実はすごい利己的であるものを、成長の過程で技術を身につけ愛という力で結ばれていく。愛情溢れる世の中とは、人の努力の上に成り立っていると言えるかもしれません。

 

マインドフルネスは、今ここに注目して心のエネルギーを上げる方法ですが、身辺的な環境を変えずに、心の環境を変えるのに非常に有効です。30代、40代の恋愛でうまくいかないなと思った時には、自分のエネルギー切れで出た言葉で失敗してないか、もう一度確かめてほしいです。

 

それに気づけば、幸せという道を歩くことができるでしょう。

 

■マインドフルネスの呼吸法は以下の記事をご覧ください。

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