「眠れない…」その原因は枕かも?おすすめ枕を専門家が解説
眠りたいのに眠れないと、ますます焦ってしまいますよね。
ベッドの中で悶々とした経験がある人も多いのではないでしょうか。
快適な眠りには、自分にあった枕選びも重要。
そこで、おすすめの枕について快眠セラピストの三橋美穂さんに伺ってみました。
枕は立ち姿が
キープできる高さに
朝起きると首や肩がコチコチ――それは枕が合っていない可能性が大。「高さの合わない枕は首や肩に負担がかかります。枕はあお向けに寝たとき、立ち姿と同じように首が自然に伸びる高さのものを選びましょう」。低い枕は自分に合うようバスタオルで調整してもOK。
NGな枕とは
全体が高すぎる
首の前側が縮み、あごが下がる高い枕は肩こりや首のシワ、いびきなどの原因に。
高い枕は調整できないので買い替えを。
頸部を支える部分が高い
首の前側が伸びきって頭部が下がる。不自然な寝姿になって疲れが取れにくく、肩こりや口呼吸の原因にも。頭部が下がらない枕に替えよう。
パジャマや下着は
体を締めつけないものを
「深部体温は、血流により体の表面に熱が移動することで下がります。体を締めつけると血行が阻害されて深部体温が低下しにくくなり、熟睡できません」。身につける素材は肌触りのよいシルクを使ったものがおすすめ。特に淡いピンク色のものは睡眠導入に効果的。
お話/三橋美穂さん
みはし・みほ●寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に快眠セラピストと
して独立。講演や執筆活動の他、寝具や快眠グッズのプロデュースも。著書に『眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』など。
イラスト/タカハシマホ
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