【40代編集長の婚活記#238】そうじゃない! 40代独女が「しくじった」会話
40代の婚活は、出会いと別れの繰り返し。ま、40代じゃなくてもそうなのだが。婚活歴4年半のOTONA SALONE編集長・アサミ(48歳)は、これまでに100人以上もの男性と出会ってきた。
4年半の婚活を経て、自分が求めているのは結婚よりもパートナーと自覚。婚活よりも趣味を楽しんでいたら、SNSで出会ったキャットさんが気になりはじめ……。
この話は40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
ITさんに探りを入れる
キャットさんのことをもっと知りたい。
でもSNSやWEB検索では、本当に知りたいパーソナルや感覚なことはわからない。そんなとき、キャットさんとの対談をしていた知人・ITさんとほそーい交流の糸を辿って会うことになった。仕事を口実にだけど。
どうやったらあやしまれずにキャットさんの話に持っていけるか。ITさんに会う前に、なんとなくのシナリオは描いていた。そして、想定通りに会話を運び、ついにITさんとキャットさんが対談しているビジネス系WEBサイトの記事を見せた。
IT「あぁ、なにげに懐かしい。これ3年くらい前の記事だ。よく見つけましたね、こんな以前の」
アサミ「実は最近、このお相手のかたとたまたま知り合って。そしたらITさんと対談しててビックリですよ」
IT「あー、キャットさん。お知り合いなんですか!? お仕事で?」
ITさん的、キャットさん評
アサミ「仕事じゃなくて知り合ったんですけど」
IT「そうなんですか! 彼、とってもやさしい人ですよね!」
おっと、聞き逃がせない情報だ。ITさんにとってキャットさんは“やさしい人”っていう印象なのね。
アサミ「やさしい人なんですか」
IT「あれだけのキャリアがあって、年齢も僕より年上なのに全然偉そうにしないし、話し方も穏やかだし、とても気配りのかたですよ」
穏やかな話し方! キャットさんとはまだメッセージ交換しかしたことないけど、文章から穏やかな印象はあった。話し方もそうなのね。偉そうにしないというのもステキ。
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