あんなこと言わなきゃよかった…… 後悔ばかり

じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。【ADHD女子#9】

【編集部より】オトナサローネ読者の皆様、アンケートにご協力ください! >>>こちらから

気づいたら自分を責めている。 いつもいつも。

この人が不機嫌なのは、 私がやらかしてしまったからだ。

きっとまた不愉快なことを平気で言ってしまったに違いない。

いや待てよ。

ないしょの話だと気づかずに言いふらしたのかもしれない。

 

小さいころからしかられていた。 あきれられていた。

しょっちゅうやらかしているくせに、

立ち直りが早くて、 すぐ忘れちゃって、

だからみんな

私は何も気にしない

鈍感な子だと思っている

 

でもね、 ちょっと違うんだ。

何十年も自分という人間とつきあっているから、 気づいているの。

失敗して迷惑をかけてしまった相手の、 少し冷えたまなざし。

「変わった子だな」 と思われたときの、 微妙な距離感。

カーッとなって感情的になった私に向けられる小さな軽べつ。

あんなこと、しなきゃよかった。

あんなこと、 言わなきゃよかった。

なのに、 きょうも口から出るんだ。 言わなくていい言葉が大量に。

 

>>次へ(4/28 22:30更新)

<<前へ

ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法

中島美鈴・著 meppelstatt・イラスト 主婦の友社・刊

ADHDの特性を持つことで
「生きにくさ」を感じて
苦しむ大人の女性はたくさんいます。
自らADHD脳という
臨床心理士の中島美鈴先生からの
超驚きの具体的な解決法とエールが満載です。

ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法

中島美鈴・著 主婦の友社・刊

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク