「こんなのムリ…」失敗、破局、孤独でツラい心。10分でラクにする技術って?

2021.04.24 WORK

仕事やプライベートの人間関係が変わるシーズン。この時期ならではの「悩み」や「迷い」も膨らみがちです。心理カウンセラー・岡部愛さんの「オトナ女性のメンタルケア」をリバイバル配信。

【編集部より】オトナサローネ読者の皆様、アンケートにご協力ください! >>>こちらから

 

心がつらくなったら、10分の「リフレーミング」でストレスオフ

あー!悲しい、という気持ちで心がいっぱいになってしまったこと、誰でもありますよね。

もう涙が枯れるまで泣いたりしたこと、ありますよね?

 

たとえば、大好きな恋人との破局、思いがけない病気、仕事での失敗、孤独な子育て、大切な人やペットとの永遠のお別れ…。

人生に悲しみの感情はつきものといってもいいでしょう。

 

ですが、いつまでもそのまま悲しんでばかりはいられません。

なぜなら私たちには続いてゆく生活があるのですから!

 

すべての悲しみを消すことは無理だとしても、なるべく早いうちに心の応急処置を施しましょう。

 

そんなこと言ったって、と思う方もいるでしょうね

 

今回はその悲しみを乗り越えるための、効果的なひとつの方法をお教えします。

 

リフレーミングです。

 

リフレーミングとは、ある概念の枠組みにはめられたものを、一度その枠を外して、もう一度全く別の枠組みにはめてみることです。

 

有名な例が、コップの中に残っている水を、「もうこれしかない」と思うところを「まだまだこれだけある」と思うこと、と言えば分かりやすいでしょうか。

 

まず自分の悲しいという感情を取り出して両手にそっと乗せてみましょう。

 

例えば、その悲しみが「大好きな恋人との別れ」だった場合です。

 

彼とのいろいろな出来事や場面を思い出してください。

 

楽しかったこと、ケンカしたこと、一緒に過ごしたたくさんの時間。

 

涙はダー、と流しっぱなしで構いません。

 

しばらくその悲しみを見つめたら、別の角度から悲しみを観察してみましょう。

 

「でも私、結婚を早くしたいばっかりに、ちょっと無理して家庭的な女を演じてたなあ、うざいぐらいに」

「いつも会えばケンカばっかりで、あまり相性が良くなかったのかなあ」

「いつも彼は自分勝手で振り回されてばかりいたなあ」

「あれ?…なんか、疲れたかも」

 

その悲しいと思っていた事実のいろいろな面が見えてきませんか?

 

そう、恋愛が終わったからと言って、すべてあなたのせいではないし、ただ単に彼との相性が良くなかっただけかもしれないのです。

 

このように、

 

思いがけない病気→

 

・今まで知らなかった世界を知ることができた。

・日常生活の有り難さが身に沁みてわかった。

・自分の身体を今まできちんといたわらなかった。

仕事の失敗→

 

・失敗したってことは、チャレンジしてたということなんだ。

・同じ失敗はもう2度とせずに済む!

・自分の現在のスキルがよくわかった。

 

孤独な子育て→

 

・こうして自分の母親も大変な思いをして私を育ててくれたんだ。

・今までひとりで何でもやり過ぎた。きちんと家族や行政に助けを求めてみよう。

 

大切な人やペットとの突然のお別れ→

 

・長患いして苦しむよりもこれでよかったんだ。

・沢山の幸せをもらった。思い出は消えることはないんだ。

 

というように、自分の悲しみをいろんな角度からじっくり眺めてみてください。

たくさん気づくことがきっとあるでしょう。

 

そして最後に、その悲しみすら、まるごとあなたのものだということをしっかり心に留めておきましょう。

 

そう、失ったものなんて実は何もないのです。

 

ちなみに、このリフレーミングという手法は、いろいろな場面で用いることが可能です。

 

例えば、どうも苦手な人がいたとします。

どうしたものか、その人とはうまくコミュニケーションがとれない。

 

そんな時、まずは、自分の「色眼鏡」を、はずして(これが枠を外す行為)その人のことを観察してみましょう。

 

その人の、人を避けるような態度が、ただぶっきらぼうなだけだったり、厳しい口調が、言葉の選び方が単に下手なだけだったりと、いろいろな面が見えてくるようになります。

そうやって、またその人の新たな一面を発見していくのです。

 

また、仕事で行き詰まった企画案を練り直す場面にもリフレーミングは効果的です。

 

無意識に偏っていた視点を一度バラバラにして、また1から再構築していく、なんてことにも使えます。

 

是非、自分が特定の感情に囚われて物事を見たり、考えたりしているな、と感じた時は、リフレーミングをお試しあれ!

 

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この記事を書いたのは
心理カウンセラー 岡部愛

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