【ADHD女子#60】私を大事にしてくれないダメ男ばかり好きになるの

じっとしているのが苦手、集中が続かない、衝動的に行動してしまう…ADHDと診断されていなくても、このような特性をかかえることで「生きにくさ」を感じている人は多くいます。今回は、臨床心理士による著作「ADHD脳で困っている私がしあわせになる方法」から、「ツライ」を「楽」に変えるヒントをお送りします。

自分は愛されなくて当然 。そんな思い込みはありませんか?

ADHDタイプさんの中には

「どういうわけか、 いつも二番目の女になっちゃう」

という人が少なくありません。

妻のいる男性だけでなく、 本命の彼女や片思いの女性がいる男性、 セフレとしてしかつきあおうとしない男性など、 ほんとうの意味で自分をたいせつにしてくれない男性を好きになってしまうのです。

 

その背景にあるのは、 ADHDタイプさんの自己肯定感の低さだと私は思います。

心のどこかに「どうせ自分はこの程度の存在。愛されるわけがない」という気持ちがあるのではないでしょうか。

 

子どものころからしかられることが多く、 仕事でも人間関係でも失敗してしまう。

職場の同僚とも、 女友達とも、 本音を話してくつろげない。

もしもそんな状況であれば、たとえ相手がダメ男であっても、 いっしょにいるときには心を許してくつろげる「居場所」 なのです。

別れてしまうということは、 次の家が決まっていないのに荷物をかかえていまの家を出ていくのと同じこと。

そんなことはできませんよね。

 

ダメ男との関係を清算するためには、ほかに居場所を見つけることのほうが先です。

新しい彼氏、ということではありません。

たとえば趣味のサークルに入ってみる、 旧友との関係を復活させてみる、 スポーツジムで仲間をつくる、 いっそ転職するという方法もあります。

でも、 あせって人との距離を縮めようとしないでくださいね。

ゆっくりと人とかかわっていきましょう。

その中で 「あなたと友達になりたい」 と思ってくれる人と出会えるかもしれません。

自分に少しだけ自信がついたら、 ダメ男に自分の気持ちを伝えてみましょう。

方法はPART5にあります。

それでも誠実に向き合ってくれないようであれば、 彼はあなたの居場所ではありません。

 

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>>次へ(6/18  20:30更新)

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