「ごんでん」ではありません。「言伝」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「言伝」です。
「言伝」の読み方は?
「言」も「伝」も日常生活で頻繁に目にする漢字ですが、読めそうで読めない言葉でもあります。用いられている漢字が一緒なので、思わず「でんごん」と読みたくなるところですが、「でんごん」と読む場合は「言」と「伝」を入れ替えて「伝言」と書きます。
とはいえ、「言伝」と「伝言」が表す意味は大きく違いません。
「言伝」の意味は
1 伝えたい言葉を他の人に取り次いでもらうこと。また、その言葉。伝言。ことづけ。
2 間接に人から伝え聞くこと。また、伝え聞いた話。伝聞。出典元:小学館 デジタル大辞泉
です。
正解は……
「ことづて」です。
「精選版 日本国語大辞典」には他に「ことづてる」「ことづたえ」「いいつたえる」「いいつたえ」とも記載されています。
似たような表現に「言付け(ことづけ)」があります。意味は
1 人に頼んで言葉を取り次いでもらうこと。また、その言葉。伝言。ことづて。
2 かこつけること。口実。出典元:小学館 デジタル大辞泉
です。「言伝」に比べると、「言付け」の方が“頼み事”の要素が深まっています。また「言(い)付け」になると、意味が“目下の者への命令や指示。告げ口。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”へと変わります。
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