シャンプーだけでは髪ブス! 「40代からのツヤ髪」5つの心得

ツヤがなくなったと思ったら、ちょっと高めのシャンプー&コンディショナーにしてみたり、洗い流さないトリートメントで解消! ところが、最近では全然効果が見られない……。それは、頭皮と髪の老化現象が影響しています。これまで通りのヘアケアが通用しなくなる40代。では、どんなヘアケアをすれば良いのか。早速ご紹介しましょう。

 

1・シャンプー前の「プレシャンプー」を導入する

ヘアケアに関心の高い人であれば聞き覚えのあるこの言葉。プレシャンプーとは、頭皮にこびりついた汚れを取り除くことが目的です。髪の老化が進むにつれて、ヘアケアで最も重要なのは頭皮ケア。プレシャンプーの習慣をつけることは、健康な髪へと導く第一歩でもあります。

ちなみにプレシャンプーには大きく2種類あります。1つはオイルを使い、頭皮をマッサージしてから洗い流すオイルタイプ。そしてもう1つが、頭皮に直接シャンプーを塗布して泡立てるクレンザータイプ。これに関してはどちらが良いということはなく、好みで選ぶのがベターでしょう。

ちなみに私の場合は、浴室に入る前にオイルを頭皮につけてマッサージして、頭を洗う前にバスタブに浸かって皮脂をしっかり落とすようにしています。

〈上から〉プラマサナ エクスフォリエイティング スカルプ ブラシ 4,500 円+ 税、プラマサナ ピュリファイリング スカルプ クレンザー 150ml 3,300 円+税 /ともにアヴェダ(5/5発売予定) ブラシはループ状のピンで汚れをかき出す、角質ケアに特化したもの。この後に頭皮用クレンザーでマッサージ洗いをすれば、余分な皮脂や汚れをしっかり取り除けます。そのまま次は髪質に合っ たシャンプーで髪を洗って。

 

2・髪の洗い流しにはシャワーの冷水を採用する

シャンプーやコンディショナーを洗い流すとき、湯船の熱いお湯をかけてませんか? 「シャワーの流しっぱなしはもったいなくてついつい」なんて人がいたら、この習慣は絶対にダメ! 湯船のお湯は不純物が多く含まれているため、せっかく洗った頭皮が汚れてしまいます。さらに熱いお湯は頭皮の乾燥だけでなく、髪のキューティクルを閉じず、中に入れた栄養分が垂れ流し状態に。

では、どのような方法で洗い流すのがベストか。それはズバリ、冷水。冷水は頭皮の汚れを取り除くだけでなく、血流を促進させるため、髪の育毛効果もあります。そして前述でも触れたキューティクルを引き締めるため、栄養分がしっかりチャージされます。

ただし、いきなり冷水をかけると心臓に負担をかけるので、足から冷水を浴びて、慣らしてから浴びましょう。それでも無理な人は、いつもより温度を低くするだけでも十分効果が上がりますよ。

ルネ フルトレール リュミシア シャインリンス 150ml 2,400円+税/ピエール ファーブル デルモ・コスメティック・ジャポン コンディショナーを使った後ミディアムヘアに20回スプレーして流す集中ケアアイテム。こちらの製品も低めの水温で洗い流すことを推奨。

 

3・洗い終わった頭皮に専用美容液で保湿する

最近では洗い終わった髪にトリートメントをつける女性が増えています。とても良い傾向ですが、アラフォー女性の場合は髪のトリートメントより、頭皮の美容液を使い続けることを推奨します。

というのも、洗いっぱなしの髪は乾燥しやすい状態。若い頃の頭皮であればさほど問題ありませんが、老化の進んだアラフォーは頭皮も保湿が重要!

そして頭皮美容液を使うメリットは、髪だけでなく、顔にも影響を与えます。頭皮と顔と同じ1枚皮で繋がっていますので、顔のスキンケアと同じように美容液などを使うことで、頭皮の老化を食い止めることができます。

ちなみに美容液ですが、医薬部外品なども多く、どの製品もちょっと高額かもしれません。が、シャンプーやコンディショナーよりも、こっちにお金をかけた方が効果的ですよ。

uruotte ハーバルエッセンス 爽 140ml 5,800円+税/クィーン 頭皮にうるおいと栄養を与えるヘアエッセンス。肌の炎症を抑えるクールな実感と、その直後に伴うホットな実感で血流を促進。美容家の間でも高評価な一品。

 

4・外出時には紫外線ケアを怠らない

髪ダメージには様々な要因がありますが、意外と大きな割合を占めているのが紫外線。なぜなら髪は紫外線を浴びるとキューティクルがはがれやすくなり、ここからタンパク質などの栄養分が流失してしまうのです。

そして近年の異常気象の影響で、日本の真夏は紫外線が熱帯地域レベルにとも言われています。そんな状況下、紫外線ケアをしない髪は、ダメージを与えてくれと言わんばかりの状態なのです。

最近では髪専用のUVスプレーなども多数あるので、外出までには必ず塗布するのがマスト。日傘や帽子などもフル活用しましょう。また、うっかり紫外線を浴びてしまったと思ったら、その日のうちにヘアパックを。肌同様、紫外線ダメージは速攻対処が肝心です。

パンテーン インテンシブ ヴィタミルク パサついてまとまらない髪用 100ml・オープン価格/P&G(夏季限定パッケージ) 高保湿機能のホホバオイルが紫外線で傷んだ髪をケア。お風呂上がりの濡れた状態の髪に使うと、髪表面をカバーしてダメージを軽減。時間がないときは出かける前でもOK。

これらのヘアケアには即効性はありませんが、継続するうちに徐々に髪質が改善され、手触りに変化をもたらし、やがて自然なツヤが出るようになります。ちょっと手間がかかりますが、髪にツヤがあると若々しい印象を与えますから、ぜひ実践してみて。

 

でも、今すぐ髪にツヤが欲しい! そんな人は……

5・進化したストレートパーマ「ストキュア」で明日から即ツヤ髪に!

今後のことを考えてヘアケアは実践するけど、できれば今すぐツヤが欲しい! そんな人には「ストキュア」がオススメです。

ツヤのない髪の状態って、ゴワついてたり、髪の太さがまちまちになってるんですよね。ストレートパーマは髪の表面を均一にする働きがあるので、これだけで十分ツヤっぽさを出すことができます。

しかし問題なのが、ストレートパーマ剤によるダメージ。その点、ストキュアは薬剤を極力弱くして髪の組織を破壊せず、ストレートパーマと同じような質感に仕上げることができるのです。

さらにトリートメント効果も加わっているため、パーマの薬剤を浸透させると同時に、髪の内部にたっぷり栄養分を浸透させることができます。施術時間はわずか1時間。しかも年に2〜3回施術すれば十分。

ストキュアを取り扱っているサロンは全国に数多くあるので、探してみてはいかが?

STYLIST:柏木ゆたか 実際にストキュアを使ったスタイルがこちら。縮毛強制のようなハリ感がなく、風にたなびくような軽やかな仕上がり。髪のツヤも重さを感じさせない、髪内部から光を放ったような美しさ。

 

取材協力/柏木ゆたかさん(HOULe)

丁寧で繊細、かつ最新の技術を提供する、大人の女性をターゲットにしたこだわりサロン・HOULeオーナー。扱いやすさとシャレ感のあるショートヘアカットがお得意。

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