【40代編集部長の婚活記#265】どうしたらいい? バツイチ彼の「子供」問題。
復縁から、穏やかに数カ月が経つ
復縁してからというもの、以前の安定していたお付き合いの頃のように、毎週のようにデートをした。外で待ち合わせて食事をしたり、彼の家に行ったり。ほとんどの週末を彼と一緒に過ごしていた。
家が近いこともあって、週末に別の用事があっても、終わったら彼の家に行ったりと、いわゆる週末同棲みたいな感じになっていた。お子さんのことは何も聞かなかったけれど。
そんなある土曜日。いつものように彼の家で過ごしていた。
ジェントル「ハイヒール、好き?」
唐突に彼が聞いてきた。
アサミ「好き、ですけど……。歩くのが大変なときもあるけど、ハイヒールのフォルムは美しくて好きよ」
突然なんだろう? お仕事でハイヒールのデザインでもするのかしら?
ハイヒールに関するお仕事かな?
ジェントル「ハイヒールが似合う脚してる」
アサミ「そうですか? ハイヒールって、誰でも脚の長さや形を少しごまかせますもんね」
ジェントル「もともと脚キレイですよ」
アサミ「いやいや、そんなことないです。膝上に肉がついてるし、太ももが太いし、X脚だし」
ジェントル「僕はそれがいいと思うの」
似たようなことを前にも言われた。ずっとコンプレックスを持っていた丸顔のこと。そのままがいいって……。脚だって悩みのひとつだ。特に太ももまわり。脂肪も多いし、内ももがプニプニしてるし。でも、好きな人に「それがいい」なんて言われると……うれしくなってしまう。
「それがいい」って言葉がうれしい
アサミ「ありがとう。ジェントルさんは私の悩んでるところをほめてくれる。うれしい」
ジェントル「ホントに思ってることだから言ってるだけよ」
アサミ「でも、いままでそんなこと、言われなかったから」
ジェントル「日本人は多くのことが“言わなすぎ”ですよね。思っていても言わない。それが文化だったと思うけれど」
アサミ「そうかもしれないですね。特に褒め言葉ってそうかも。いま考えたら私も思っているだけで言わなかったことが多いかもしれない」
ジェントル「思ってることは口にしてね。コミュニケーションで大切なことよ」
ちょっとドキッとした。私も言わずにいる言葉がある……。
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