【40代編集部長の婚活記#266】40代独身、婚活をはじめてから「捨てた」モノ
ハイヒールを買いに…
翌日、二人で向かったのは銀座にあるショップ。アート作品のようにディスプレイされた美しいハイヒールが並んでいる。
ジェントル「どういうデザインがいい?」
カラフルな靴、キラキラの靴、サンダル、ブーツ……どれもステキなデザインだったけれど。
アサミ「ずっと履けるような、シンプルなハイヒールがいいな」
彼からのプレゼントをずっと大切に使いたい。だからこそ、一生モノになるようなシンプルなものをリクエストした。
ジェントル「OK、じゃこの辺だね」
アサミ「うん。使いやすいのはブラックか、ベージュかな」
ジェントル「そうだね」
一緒に選ぶ楽しさ
恋人と一緒にお買い物するのも久しぶりよね。相談しながら決めるっていうのも、幸せな時間だ。
アサミ「これはどうかな」
実用性を考えて、歩きやすそうなヒールの高さが5cmくらいのパンプスを指差した。
ジェントル「え、もっとヒールが高いほうがステキじゃない?」
アサミ「じゃ、こっちかな」
今度はヒールの高さ7cmくらいのパンプスを選んだ。
ジェントル「それもいいけど、これくらいのヒールが美しいと思うんだけど」
そう言って彼が指差したのは10cmのピンヒールだった。
実用性を考える私、美を重視する彼
アサミ「デザインとしてはとても美しいけど、歩けるかしら?」
実用度を考えたら、7cmヒールが限界かもしれないけど……。
ジェントル「履いてみて決めよう、ね!」
店員さんに声をかけ、7cmと10cmヒールのブラックとベージュを試着したいと伝える彼。
ジェントル「靴のサイズは何cmだっけ?」
アサミ「23.5cmです。ブランドによって23cmのときもあるけど」
ジェントル「OK。じゃ2サイズずつお願いします」
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