出産女性の6割が「産後神経症」を経験してた!どう対策すればいい?
こんにちは、オトナサローネ編集部井一です。私は普段、みなさんの更年期障害の体験談を取材しており、女性ホルモン分泌と女性の身体について考える機会が多い立場です。
そして、ただいま産後半年の友人がかなり強い「産後うつ」に苦しんでいます。
どうすればいま彼女がラクになるだろう? どうしておけば彼女は苦しまずに済んだのだろう? なんて考えるのですが、そもそもみなさんの「産後うつ」はどうでしたか?
私は産後2年ほどは「ベランダから子どもを投げ捨てたくなる」ことが大変よくありましたので、そこそこ以上に「危ない状態」だったなと思います。
「産後神経症」とは何なのか?
中医学的に産後うつをどう捉えるのかはまた別の話として、今回はクラシエの漢方セラピーシリーズから発売された漢方薬に関するお話です。
新発売の「芎帰調血飲エキスFC錠」(キュウキチョウケツイン)では、産後のメンタル・身体不調を「産後神経症」と称しています。
クラシエの調査(※1)によると、産後にメンタルの不調を
メンタル不調の症状では1位が「イライラする」(43.
また、体の不調の症状では1位が「体力の低下」(51.2%)、
さらに、産後の「メンタル不調」、「体力の低下」の不調を感じた
産後の「気虚」「血虚」どうすればいい?
漢方では、人の体は「気血水」がバランスよく巡ることで保たれていると考えますが、出産の際には「気」「血」を消耗するため、「気虚」「血虚」を起こしやすいと考えられています。一つでも当てはまったら要注意です。
■「気虚」症状チェックリスト
□疲れやすい
□体力の低下
□やる気がおきない
気を補う食材 → イモ、キノコ類、豚肉、豆など
冷たい物や生ものは避け、消化に良いものや、胃腸に負担をかけな
■「血虚」症状チェックリスト
□貧血・めまい
□抜け毛
□耳鳴り
□乳汁分泌不良
□神経症(不安感・憂うつ感)
血を補う食材 → ベリー類、赤身の魚、レバー、黒ゴマなど
いろいろな種類の食材をバランス良くとるよう心がけて。漢方では、血液の色に似た「赤黒い色」をした食材は、血を補う作用を助ける働きがあると考
まず大切なのは「助けてもらうこと」
「産後神経症」の対処としてまず大切なのは、一人で抱え込まないことなのだそう。
■対処法ポイント
・家族や周りの人の力を借りる
・自分の気持ちを素直に伝える
・一人で頑張りすぎない・完璧を目指さない
・こまめにストレスを発散する
・周囲の人はコミュニケーションをとるよう心掛ける
産後の暮らしの注意点は?
■下半身を中心に体をあたためる
産後は代謝が落ちていることが多く、体が冷えやすい状態になって
■体にやさしくて消化によい食事を摂る
産後は十分な水分と栄養が必要です。体を労わり、妊娠中に落ちた
■スマホやパソコン、テレビは控えめに
目を使うことは思った以上に神経を使い、その分からだが休まりに
■家事は手抜きでほどほどに
とにかく無理せずゆっくり少しずつ、からだと相談しながら家事の
「不安感タイプ」におすすめの漢方薬が登場しました!
出産により消耗した「気」・「血」をしっかりと補い、全身に巡ら
芎帰調血飲エキスFC錠クラシエ
【第2類医薬品】
希望小売価格:2,200円(税込)
効能:体力中等度以下のものの次の諸症。ただし産後の場合は体力
:月経不順、産後の神経症・体力低下
※1 調査概要
○調査対象:全国の20代~50代の出産経験のある女性283名
○調査期間:2021年2月22日~24日
○調査方法:インターネットアンケート
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