
残念なお育ちが露呈する。結婚式参列時の常識と絶対的タブー【8つのポイント】
フォーマル・ウエアの本質を知るために必要なのは想像力
パーティや催しに出席する側として大切な敬意表現のひとつがドレス・コードです。このルールがあるおかげで、会場に集う人々が自他ともに安心して過ごせるといっても過言ではありません。
フォーマル・ウエアは「正礼装」「準礼装」「略礼装」があり、それぞれにルールがあります。はじめはそれぞれのルールを覚えることも大切ですが、それ以上に必要なことは、TPOに合わせることのできるやわらかい心をもつことです。
そうすれば、ルール通りに着たのに、その場にそぐわなくて浮いてしまった……という残念なことはなくなります。
TPOに合わせるためには、フォーマルの本質を知ることです。そして、想像力を働かせます。
先に、ロシアの最後の王朝・ロマノフ氏のロイヤルウエディングのことを述べました。花嫁のレベッカさんのウェディングドレスは、肌を覆っていましたがなぜでしょうか? 以下で、フォーマル・ウエアの起源のことを知れば納得するはずです。
フォーマル・ウエアの起源は古代より神への敬意表現
人間の歴史をたどると、古代より人は神との共存を信じ、敬ってきました。そして、日本の天皇家が神道の祭司の家であるように、世界の王族や貴族などの上流階級の家々は、神事の中心的な家でもあります。
神の前に出るときに、「人間くさい」ことは失礼にあたると考えました。そのため、自分の「人間くささ」を消すために、顔におしろいを塗り、お香を焚き、肌を隠すために肌が全部隠れる長い衣装を着たのです。
このとき、服の素材は自然の中でとれる上質のものであること。これが、神への敬意表現であり、フォーマル・ウエアの起源なのです。
前述したとおり、イブニングドレスは別として、胸元と背中や腕が隠れ丈が長いほど、つまり、肌の露出が少ないほど、フォーマル度が高くなり、格上の装いになるということです。
フォーマルな席では「派手」ではなく「シック」に
では、私たちが結婚式におよばれしたときはどのようなことに一番気を付けるべきでしょうか?
周囲の人に好感を持たれることが大切です。自分がその場をつくる一員であることを忘れずに誰の目から見ても洗練された装いができてこそ本物です。プロトコールでは、シックな装いこそもっとも女性に上品な輝きをもたらすと説いています。
白を着ることはタブー
シックな装いの3つのポイントをおさえて
結婚式を祝う服装は、国の数だけありますが、気を付けておきたいことは、当日の主役は新郎新婦です。新婦こそ、その日純白のドレスなどでもっとも輝いていることを思ったら、白を着ることは避けましょう。
では、どのような装いがシックなのでしょうか?
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