【40代編集部長の婚活記#290】結論。40代独身の私が圧倒的に「足りないもの」
なぜ「話し合わなかった」のか?
また思い出してみる。あのときの光景を、自分の気持ちを。
もし4人で話し合ったらどうなったんだろう? 私になっただろうか? それとも他の3人のうちの誰かになっただろうか? あぁ、そうだ。私は話し合った結果を知りたくなかったんだ。
アサミ「話し合って決めた結果が、私になっても他の誰かになっても……なんか気まずいでしょ」
親友Y「気まずい? どうして?」
アサミ「仮に話し合った結果が私だったら、どういう経緯だとしてもなんか……」
そう、気まずいというか、傷つきたくなかったんだ。
アサミ「私が仲間はずれにされたって思って傷ついてしまうかなと」
親友Y「他の誰かになったら?」
アサミ「同じよ。その人が仲間はずれにされた気がしちゃうでしょ?」
自分が傷つくのも悲しいけど、ほかの誰かが傷つくのも見たくない。
誰かが傷つくことはイヤ
親友Y「なるほどね」
アサミ「仲間はずれのような、マイナスの感情で遠足のグループ決めたくないじゃない」
親友Y「そうね」
アサミ「だったら立候補して…プラスの感情でグループが決まったほうがいい気がしたの」
親友Y「だから自分から2人組にジョインしたんだ」
アサミ「うん。それと、もう一つの理由があった気がする」
親友Y「もう一つの理由?」
「私がガマンすれば」に至ったもう一つの理由
アサミ「たぶん、自信がなかったんだと思う」
親友Y「どういう自信が?」
アサミ「選ばれる自信がなかったの」
そうだ。私はずっとどこか自信がなかったんだ。
親友Y「どうして? 仲良しのメンバーでしょ? そんなのみんな同じじゃない」
アサミ「4人で話し合ったら、なんとなく私が別グループになる結果になっちゃう気がしたんだよね」
親友Y「どうしてそう思うの?」
スポンサーリンク