正しい「シャンプー」の方法って? 最高に気持ち良いサロンのテクニック、気をつけるポイントはたったこれだけ(後編)

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シャンプー3つの秘技

篠原さん「バババーーン! これが僕の発見した『3つの技』です」

星「1番はなんとなく分かりますが……。説明お願いします」

篠原さん「一見シャンプーと関係無さそうに見えますが、大丈夫ですよ!」

 

その1:まずは枠を攻めろ!

篠原さん「塗り絵をキレイに仕上げたいとき、どんな風に塗りますか?」

星「私は、まずは外枠から攻めますね」

篠原さん「そう、枠を塗ってから中を塗ることによって、時短にもなるし、ムラがなくなりますね」

篠原さん「シャンプーも同じです。頭の場合、生え際が『枠』となります。生え際をまずちゃんと洗って、そのあと徐々に内側に移動していきましょう。そうすれば、洗い残しが少なくなります」

 

その2:親は子供を離すな!

星「親と子供…。指の話でしょうか」

篠原さん「そうです! 親指と小指がシャンプーのキモなんです。さて星さん、ここで実際にやってみましょう。親指と小指を頭皮につけることを意識しながらシャンプーの動作をしてみてください」

星「おおっ…? 不思議と残りの3本が頭皮につきやすいですね」

篠原さん「そうなんです! 普段は、中指や人差し指を頭皮につけるように洗っていると思いますが、そうすると無意識に親指が離れたり、小指が離れたりしています。白い画用紙に色を塗る時、3本のペンで塗るのと5本のペンで塗るのではかかる時間が変わりますよね。それと同じです」

星「なるほど、しっかり洗えて時短にもなる、と」

篠原さん「これは気持ちよさにも直結します。5本の指を全部使って洗うと、大きく包まれている感覚がとても落ち着くと思いませんか?」

星「そうですね。ちょこまか洗うより、大きなストロークの方が気持ちよく感じます」

 

その3:指紋の中心で愛を叫べ!

星「これが一番謎めいてますけれど」

篠原さん「指の真ん中、指紋の中心を使うつもりで洗いましょうねという話です。例えば真っ白な画用紙に、マッキーなどの油性ペンで色を塗る時、細い方で塗りますか? 太い方で塗りますか?」

星「大体のひとは太い方で塗るでしょうね」

篠原さん「そうです。そして、細い方で塗ると先端が尖っているので紙が傷みやすいです。髪も同じです」

星「これは当たり前のように思えて、以外とやってない人が多いでしょうね…。私も指先立てて洗ってました」

篠原さん「お子さんがシャンプーを嫌がる原因がそこにあります。指先ではなく、指紋の中心で押した方が当たる面積が広いので、力が分散されて痛くありません。シャンプーは指先でなく、指紋の中心で行いましょう」

 

今回のまとめ

篠原さん「この3つを押さえれば、家でもサロンクオリティのシャンプーが楽しめます」

星「髪の生え際から洗い始め、親指と小指をしっかり頭皮につけて、指紋の中心で洗うんですね!」

篠原さん「バッチリです!家でやってみてくださいね」

 

…その日の夜、星のバスルームで…

星「確かにサロンだとこんな感じだな~。よく洗えて気持ちいい。もう指先を立てては洗えないな」

 

洗い上がりのさっぱり感も段違いでした!

 


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(構成/文 星雅代)

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