驚愕!「痛みの少ないワイヤー矯正」なのに、最大の弱点をいきなり踏み抜いた…?【50代矯正日記】
驚愕!ブラケットが取れた!!! 先生いわく「慣れますよ」
土曜日、友人らと新宿御苑にお花見に行きました。ソメイヨシノは終わっていますが、八重桜のカンザンやイチヨウなどがきれい。「花は何であれ美しい」勢には混雑が回避できてよいのです。
ここに手土産で持って行ったコストコのシイタケクリスプが悪夢の元凶だった。
シイタケをまるごと揚げてカチカチさくさくにしたお菓子ですが、おせんべいほどではないけれどかりんとう程度には硬い。これをぽりぽり食べているうちに、口の中にぱりっという違和感が走り、何だろうと思ったら下の歯の右端、いちばん奥のワイヤーがプラプラしている……?
お見苦しくてごめんなさい、〇で囲んだのがいちばん奥のブラケット。本来銀歯にぴったりと接着されて5ミリほど上にあるのですが、歯ぐきのところまで落ちてるのがわかると思います。シイタケのせいで!取れちゃった。うそでしょ。
というのもブラケット接着時、歯科衛生士さんに「このブラケットって結構取れるんですか?」と聞いたら、「毎日再接着の患者さんがくる矯正歯科もあるとは聞きますが、私たちのところはそう滅多にないですよ。多くて月に1人程度でしょうか」と言われたんです。
矯正歯科は土曜は開いているため、半泣きになって「取れちゃいました……」とお電話したところ、「大丈夫ですよ、夕方いらしてくださいね」と優しいお言葉。お邪魔してみると先生から「そうなんですよねー、これが痛みのない矯正の最大のデメリットなんですよ」とのコメント。
「どういう意味でしょうか?」
「普通の矯正ならば痛くて食べ物を噛めないから、硬いものなんてそもそも口に入れないんです。でも、この矯正は痛みがなくて嚙めちゃうから、結果的に矯正装置に無理な力がかかってこうして取れちゃうことがあるんです」
「すいません……どうすればいいんでしょう?」
「慣れるから大丈夫ですよ」
「えっ?」
「人間は学習しますから、みなさんご自分に起きたトラブルに合わせて、これは食べるのをやめようって自制していきます。なので、気にしなくて大丈夫です。いまブラケットが1つ取れていますが、1か月程度ならば特に影響はない位置なので、来月再接着します。ワイヤーだけ切りそろえておきますね」
というわけで、そんなに慌てるようなことではなかったみたいでした。
幸いにして心配していた口内炎もできず、約1週間で口の中に矯正器具がついていること自体にはほぼ慣れました。来月のワイヤー交換時に先生にまたいろいろ質問してきます!
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