「お金を貯められない女性」が割と高確率で当てはまる?無意識「マウンティング」「見栄」の危ない話

お金を貯められない女性の特徴に「自己肯定感の低さ」があり、自己肯定感をアップさせるためには自分のいいところに見え向けるとよいということを以前の記事でご紹介しました。

『お金が貯まらない女性がたった一つ「これだけはやめたほうがいい」口ぐせって?』

今回は同様に、「見栄」についてお話します。

 

教育費「子どものため」でなく「自分のため」になっていないか?

「見栄」でお金を使って浪費になりがちな最たるものは、人生の三大支出の1つの子どもの教育費です。

 

例えば、小学生のお子さんがいる方で、「周囲のママ友が子どもを中学受験させるから、ウチの子どもも中学受験させなきゃ…」と思ったことがある方はいらっしゃいますか?

 

教育費は、お子さんの将来のための投資であり、本来無駄な支出ではありません。しかし、教育費にお金を投じる理由をよく振り返ってみると、「子どものため」ではなく、「自分のため」であるケースもないとはいえません。

 

お金を使うときに、将来のためにお金を使っていると思っていても実は浪費になるということは、家計管理でよく起こることです。

 

自分自身ではいいことにお金を使っていると思っていても、実はそうではない、ということにつながりがちなのが、この教育費です。

 

世間体を気にして住宅ローンの返済が厳しい物件を買おうとしていないか?

また、これもまた人生の三大支出の1つですが、住宅購入資金についても「見栄」で必要以上にお金をかけてしまうことがあります。

 

どの地域にも、「ここに住めばステータスになる」と言われる地区があります。また、タワーマンションに住む場合、「階層カースト」、つまり、上の階に住む方が格が上と考えられる風潮があります。

 

このように、どこに住むかで自分のランクも決まってしまうと考え、できるだけこういった情報の中で「格上」の場所に、無理して住もうとする方も少なからずいらっしゃいます。

 

住宅の場合、一生に一度の大きな買い物で、買った後に後でそれを取り消すことはできません。

 

浪費をした場合、たいてい後から挽回することもできますが、住宅資金の場合、それが難しい点が1つの特徴です。

 

住宅購入の際には、こういった見栄で過度の返済負担の高い物件を購入しないように注意が必要です。

 

特に今は物価の上昇に伴って金利が上昇傾向にありますので、変動金利でローンを組む場合は、余裕を持ったプランでローン返済プランを立てることが重要です

 

「ファッション」としての習い事をしていないか?

男性に比べて女性がよくお金を使う項目の1つに「習い事」があります。

 

この習い事も実は浪費につながることがあるので、注意が必要です。

 

習い事の場合、将来のためのキャリアアップでやっている場合もあれば、ただ楽しいからやっている場合もあります。これらのいずれも、それ自体は悪いお金の使い方ではありません。

 

ただ、それらの習い事が「ファッション感覚」でやっている場合は問題です。

 

例えば、英会話教室に通う場合、通う理由がキャリアアップでも、楽しいという理由でも、それ自身悪いことではありませんが、実はそれが周囲の目からポジティブに映るという「見栄」の場合もないとはいえません。

 

習い事の場合、「頑張っている自分」、「キラキラした自分」になること自体が目的で通っているケースが見受けられます。

 

習い事によっては、高額なものもありますし、習い事に通う場合はどうして通いたいと思うか、よく考えてから通うにした方がいいでしょう。

 

これだけではない。「他者目線」の出費に思い当ったら気を付けてほしい

今回取り上げたのは、一般的にあり得るケースの中で支出金額が大きくなりがちなものであり、全てではありません。

 

毎月使っているお金の中で「見栄」で使っている部分はないかという観点で見直ししてみると、意外な浪費が見つかるかもしれません。

 

この記事を読んでハッとされた部分がある方は、ぜひ一度こういった観点から考えてみてください。

 

 

 

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