「とうふう」とも読めますが……「東風」の読み方、知っていますか?

2022.06.28 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「東風」です。

「東風」の読み方は?

「東風」は「ひがしかぜ」と読むこともできますが、たった2文字で読むこともできます。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「こち」です。

ただし先で紹介した通り「ひがしかぜ」とも読めますし、「こち」以外にもさまざまな読み方があるので一つずつ紹介していきます。

まず「東風(こち)」は

東の方から吹いて来る風。特に、春に吹く東の風をいう。ひがしかぜ。こちかぜ。

出典元:精選版 日本国語大辞典

という意味です。

他の読み方には

  • とうふう
  • あゆ
  • こちかぜ
  • ひがしふう

が挙げられます。

「とうふう」「あゆ」「こちかぜ」は読み方こそ違えど、意味は「こち」「ひがしかぜ」と同じです。「ひがしかぜ」は「こち」の意味の出典元である『精選版 日本国語大辞典』において、“東の方から吹いてくる風。こち。ひがし。”とあり、「東風(とうふう)」は

① 東の方から吹いて来る風。ひがしかぜ。こち。
② 特に、春に東から吹く風。はるかぜ。春の風。

出典元:精選版 日本国語大辞典

を表します。

「あゆ」は“東の風。あゆのかぜ。とうふう。こち。”、「こちかぜ」は“=こち(東風)”と記されています。

「ひがしふう」だけは、「風」が表すものが異なります。上記の読みでは「風」はゆれ動く空気の流れを表しますが、「ひがしふう」の「風」が表すのは、「風」という漢字自体が持つさまざまな意味の中でも

⑤おもむき。さま。
(ア)すがた。かたち。
(イ)けしき。
(ウ)傾向。様式。ふり。

出典元:風|漢字一字|漢字ペディア

にあたります。

「ひがしふう」の意味は

義太夫節の語り口の名称。道頓堀の東側にあった豊竹座の始祖豊竹若太夫の曲風で、はなやかさが特徴。

出典元:精選版 日本国語大辞典

となりますので、東から吹く風を表したい場合には「こち」「ひがしかぜ」「とうふう」「あゆ」「こちかぜ」と読み、「ひがしふう」と読まないよう注意しましょう。

 

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この記事を書いたのは
レビューライター 片山香帆

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