更年期女性はなぜ「サプリメントを飲んでおいたほうがいい」の?専門医師が解説

年齢を重ねるとともに気になり始める更年期。閉経の前後5年を一般に更年期といいますが、その始まりも終わりも、症状も人それぞれ。病院へ行くほどでもない症状なら、我慢する人もいます。

「更年期女性のもやもやした体調不良、どうしたらいい!?」この悩み、なんとサプリメントで対策できるそう。その方法を、満岡内科循環器クリニックの院長で医学博士の満岡孝雄先生が教えてくださいました。永久保存版です。

 

衝撃!現代人の足りない栄養は食事よりサプリメントから摂るほうがいい説

―帯広で開業する満岡先生は、男性女性を問わないアンチエイジング医療に早くから関わり、もともとのご専門である不整脈から発展して抗加齢、男性更年期、抑うつなど診療科を横断する統合医療もお手掛けです。正直、受診しやすいクリニックでこの高レベルの医療を実施なさっているとは、帯広の皆様が羨ましいのですが、それらの医療と並行して先生は女性の更年期対策にサプリメントを勧めています。なぜサプリメントなのでしょうか?

 

「サプリメントは、足りない栄養素を効率的に補う食品です。厚生労働省が2016年に発表した国民栄養調査 によると、現代人は、5大栄養素のうち炭水化物・タンパク質・脂質は足りていますが、ビタミン・ミネラルが不足しています。厚生労働省が推奨する摂取量は、あくまでも欠乏症にならない値が基準。それより足りていないわけですから、かなり不足しているといえます。

 

ビタミンやミネラルなどの栄養素は、お互いに作用しあってエネルギーを作ります。1番少ない栄養素の量の範囲に合わせて他の栄養素も作用するので、そこで余った栄養素は、エネルギーに変わることなく排出されたり、体内に蓄積されたりします。これを『リービッヒの最小律』 といいます。炭水化物や脂質ばかりに偏った食事を続けると蓄積して太ってしまうのは、このためです。エネルギーを作る力が弱くなると、健康を保つ能力が低下し、体の不調が出やすくなります。

 

もちろん、足りない栄養素を食事で効率的に補えれば、それが一番いいですよ。ただ、現代の食事でビタミンやミネラルを食品から補おうとすると、炭水化物や脂質などを過剰にとることになり、肥満になりやすい。そのリスクをさけてバランスよくビタミン・ミネラルを補うのがサプリメントなんです

 

サプリメントなら何でもいいわけではない。「よいサプリ」はどう見分ける?

 

―サプリメントを主とするわけではなく、あくまでも食事を整えたうえで、効率的にサプリメントで補っていくという考えですね。ここで飲むサプリメントはごく普通に市販されている商品でいいのでしょうか?

 

「正直なところ、医師としてお勧めできる市販のサプリメントは多くありません。できれば、更年期に対応した病院やサプリメントの活用に積極的なクリニックで診察を受けて、体に合ったサプリメントをもらうことを勧めます。医師が出すサプリメントは医療機関専用で、適切な品質と量になっています。

 

確実に良品を見分けるのは難しいですが、目安として、パッケージに「GMP認定マーク」 が表示されたものを選ぶといいでしょう。GMP(Good Manufacturing Practice)とは医薬品の品質や製造の管理基準のことで、市販サプリメントの中にも、GMP基準で作られているものが、少ないですが、あります。素材の質や製造工程が薬と同じレベルということですね。

 

なぜサプリメントを推進する医師がいるかというと、薬は、病気に対して処方する治療剤であり、病気でない人には処方できません。健康な体を作るために足りないものをプラスするには、薬ではなくサプリメントが必要なんです。ですから、栄養バランスが整った健康な体を作るために、足りない栄養素をサプリメントで補う方法を勧めています。

 

足りていない栄養素はおおよそみなさん共通していますので、私は3つのパターンに分けてその中から必要なものを選んでいく方法をおすすめしています。次の記事ではその方法をご紹介しましょう」

 

▶【この記事の後編】医師が回答!更年期女性が飲むべきサプリメントと、選び方のポイントは?

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