共用スペースが異様な光景に…モンスターオバサンが起こしたマンショントラブル実例【読者の実話】
ファミリー向けのマンションの中には、共有スペースが丁寧に作られているものがあります。
住民用の庭やエントランスは広くてキレイ、階段の手すりや踊り場もピカピカです。
共有スペースは、もちろんマンションに住んでいる住民みんなの「共有物」ですから、お互い様の気持ちで大切に使うものです。
今回は、そんな共有スペースで起きたオバサントラブルのお話。
子どもが産まれたのをきっかけにファミリー向けのマンションに引っ越したTKさん(40代/クリニック事務職)が、実体験を寄せてくれました。
お話の舞台はよくあるファミリー向けマンション
TKさんが住んでいるマンションには小さな子どもを連れたファミリーが多く、マンションのつくりも高めの防護フェンスや広めの階段など、小さな子も安全に過ごせるよう行き届いています。
これは、TKさんが引っ越したばかりの頃にびっくりしたお話。
TKさんが住むフロアには3戸が並んでおり、TKさんのお部屋は一番奥です。
お隣、つまりフロアの真ん中は空室で、階段にもっとも近いお部屋には夫婦と子ども2人の4人家族が住んでいます。
空室を挟んで奥の部屋に入居したTKさん一家は、同じフロアとはいえ階段付近の一家とはほぼ交流がありませんでした。
たまに、中学生くらいの男の子が母親と思われる女性ととともに早足で家に入っていくのを見るくらい。
そのうち挨拶の機会もあるだろうと思ったTKさんは焦ることなく、荷ほどきなどに専念。
ようやく片付けが終わって新しい日常に突入したころ、住んでいるフロアに違和感が……。
異様な光景――廊下にずらりと並ぶ傘!
ある日、仕事が早く終わったTKさんがまだ陽の高い時間帯に帰宅し、階段で自宅のあるフロアまで上がりました。
すると……目の前にはいくつもの傘が広がっているではありませんか。
広げられた状態の傘は廊下を埋め尽くし、それはまるで花畑のようだったと言います。
かなり広い廊下なのに、歩く場所がほとんど見当たらないほど傘で埋め尽くされた光景に、TKさんは言葉を失いました。
2日前に雨が降ったし、傘を干していたんだろう。こんなことは、たまたまだったはず。
そう信じたTKさんでしたが……その後、驚きの光景をいくつも目撃することになります。
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