「ふせ」とも読めそうですが……「俯せ」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「俯せ」です。
「俯せ」の読み方は?
「俯」に「府」が含まれていることから、「府」の読み方から推測して「ふせ」と読んだ人がいるかもしれません。確かに「俯」の訓読みには「ふ(せる)」「ふ(す)」があります。ですが、「俯せ」は「ふ(せる)」「ふ(す)」以外の訓読みで読みます。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「うつぶせ」です。
「俯せ」を辞書で引くと
うつぶせること。また、その状態。うつむけ。うつぶし。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
と記載されています。
“うつぶせる”は
1 顔を下に向けてからだを伏せる。腹を下にして横たわる。
2 物を下向きに置く。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「俯」の読み方は
- 音読み フ
- 訓読み ふ(せる)・ふ(す)・うつむ(く)・うつぶ(す)
です。
なお「俯」の対義語は「仰」です。
「仰」は
①あおぐ。
(ア)あおむけになる。見上げる。のく。
(イ)あがめる。うやまう。
②おおせ。いいつけ。出典元:仰|漢字一字|漢字ペディア
という意味の漢字で、
- 音読み ギョウ・コウ
- 訓読み あお(ぐ)・おお(せ)(常用漢字表外)あおの(く)・の(く)
と読みます。「俯せ」と「仰向け」、「俯く」と「仰向く」を合わせて覚えてしまいましょう。
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