「めばい」ではありません。「目映い」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「目映い」です。
「目映い」の読み方は?
「映え」とあれば、「ばえ」「はえ」と読むかもしれませんが、「目映い」の読み方は「めばい」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「まばゆい」です。
「目映い」とは
1 光が明るすぎて、まともに見られない。まぶしい。
2 まともに見られないほどきらびやかで美しい。
3 恥ずかしい。てれくさい。
4 度が過ぎていて、見ていられない。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味で、「眩い」とも書きます。
「映」は
- 音読み エイ
- 訓読み うつ(る)・うつ(す)・は(える)(常用漢字表外)は(やす)
と読みます。
読む際は送り仮名に要注意です。「〜える」とあった場合は「映える(はえる)」と読みます。一方「〜る」とあった場合は「映る(うつる)」と読みます。なお多くの人が耳にしたことのある「インスタ映え」などの「映え」、すなわち「映える」本来の意味は
①照りかがやく。②調和して美しい。あざやかに引き立つ。
出典元:は-える|言葉|漢字ペディア
という意味です。
まだまだある!「目(ま)」と読む言葉
「目」は
- 音読み モク・ボク
- 訓読み め・ま(常用漢字表外)まなこ・かなめ
と読みます。
訓読みでは「目(め)」と読む言葉の方が馴染み深いかと思いますが、「目(ま)」と読む言葉は「目映い」の他にもまだまだあります。以下の言葉はなんと読むでしょうか。
- 目の当たり・目の辺り
- 目差・目指
- 目蓋
- 目深
「目の当たり・目の辺り」は「目の前。直接」を意味する言葉ですが、「めのあたり」とは読みません。
正解は……
- まのあたり
- まなざし
- まぶた
- まぶか
です。
「目差・目指」は「視線」を表し、「眼差・眼指」とも書きます。「目蓋」は「瞼」とも書きます。日常生活では「瞼」か「まぶた」の方が馴染み深いかと思います。「目深」は「野球帽を目深にかぶる」などが例文として挙げられます。「めぶか」とも読むことができますが、「まぶか」と読むのが一般的です。
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